蝶野部長の「祈り方」の最終回、
「感謝を基盤に、率直に祈る」後半です。
☆
祈祷への答えられ方
基本的には、その人の心霊の基準によって
答えられ方は変わります。
その人のためにふさわしく答えられるからです。
解答や導きは、意思のない法則で
機械的に起こるのではなく、
父母なる神様が私への愛で導いてくださるものです。
その愛の体験は、祈祷の答えを得ることより、
さらに貴いものだと分かるようになるでしょう。
☆
では、神様からの答えはどのようにして分かるでしょうか。
「これが神様からの解答です」という証明書が発行され、
目で確認できるわけではありません。
私自身が天からの答えであると
「心」で感じ取る以外にありません。
「思考」とすると解釈の問題になるので、
「心」で感じられたものを大切にすることです。
つまり、受ける私たちの心が耕されていることが、
何より重要となります。
☆
私たちは、み言が与えられたときに
成長するわけではありません。
実際、すでに神様のみ言を目で多く読み、
耳でも多くを聞いているはずです。
神様は私たちの祈祷に応えることをもって、
原理的な成長(自立)を願われます。
知識を与えるのではなく、体験、痛感させながら、
その人自身のものにさせようとお考えになります。
つまり、実感を通した理解を願っておられるために、
言葉だけを与えようとされるのではなく、
その理解のための体験を摂理なさるのです。
☆
祈祷で求める内容は、今の自分の基準以上のものです。
答えを与えられる体験を通して、
結果的に自分自身を創りあげることになるだけでなく、
神様と心情的に近づくことになります。
☆
祈りの答えがすぐに来ないときは、
蕩減(精誠)条件の問題もありますが、
私自身が神様の与えようとしておられる
答えを理解できる状態にないということもあります。
恵みを与えたくても、受ける側に
それを受ける準備ができていなければ、
与えたことが無駄になってしまいます。
水を受ける器が用意されていなければ、
全て流れ落ちてしまうのと同じです。
☆
祈祷の答えを受けるときは、それを感じ、
理解できる私の心も必要です。
そのために神様は、祈る人の心を耕そうとされるのです。
つまり、神様が一つの解答を与えようとするときには、
私たちの生活の背後でその理解のための出来事を摂理なさり、
私の心が気づきを得られるようにして
待たれることもあるということです。
それが本人のものとして実を結ぶように、
いくつかの出来事を痛感させ、
その解答にたどり着けるように摂理されます。
☆
振り返ったときに、過去のいくつかの体験が、
この答えを痛感するために
神様が摂理してくださっていた
伏線であることが分かることもあります。
時空を超えて私を愛される神様を絶対的に信頼すべきです。
私の永遠の命のために、今、教育してくださっている
神様に、感謝の心を基盤として、
祈りの生活を深めてみましょう。
『祝福家庭』110号(2023年秋季号)
家庭理想の実現
祈り方(後)感謝を基盤に、率直に祈る
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=10135
(Blessed Lifeより)
家庭理想の実現
祈り方(後)感謝を基盤に、率直に祈る
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=10135
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
細かいところまで解説してくださる、
蝶野部長に感謝です。
ご自身が、真摯に祈りを尽くし、
神様と向き合い、
答えを与えられたからなのでしょう。
何よりも、祈りを通して、
神様に向き合っていきたい・・・
痛切に感じるのです。
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