橘先生の「続・夫婦愛を育む」。 今回は、
『感動させるとまではいかないけれど』です。
☆
『日曜の初耳学』というテレビ番組で
米津玄師と林修の対談があり、石川啄木の短歌に話が及びました。
「一度でも我に頭を下げさせし人
みな死ねといのりてしこと」
なかなか強烈です。
人の心の底辺にあるような思いをさらけ出した文人。
その歌が、異なる分野で世に知られた
二人の心に残っていました。
そんな思いが分からなくもないからなのか、
さらけ出す度胸に感じ入ったからなのかは分かりませんが。
自由、多様性とうたいながら、他方でコンプラの名の下、
「〜べき」で縛られた窮屈な現代、
本音を出すのは結構な勇気が要るのではないでしょうか。
☆
私たちのグループ(家庭連合)では、
天心苑祈祷の恩恵のもと、二世たちが赤裸々な証しをしています。
神様に出会って生まれ変わった彼らに恐れはありません。
復興しキラキラしている姿に、
新しい時代の到来と大きな希望を感じます。
真のお父様の聖和後、真のお母様が
二世教育に力を入れられた実りが、
天心苑祈祷の恩恵と相まって、豊かになっています。
☆
一方で、婦人の中にはあまり元気でない人も見かけます。
子女のことで心を痛めているようです。
かくいう私自身、同様の理由で
へこんでいたこともあります。
そんな時、訓読していて心に残ったみ言がありました。
「皆さんはいつ、サタンから賛辞を受けるほどに
神様を愛し、サタンをこの上なく
感動させることをしてみましたか」
(天一国経典『天聖経』 第四篇 真の人間 普及版 430ページ)
☆
「サタンを感動させる」
そんなこと自分には到底無理、と
はなから決め付け、これまではスルーしてきました。
今回も、“サタンを感動させる”ほどに、
神様を愛し、怨讐(おんしゅう)を愛する、
という崇高な世界で相対したのではありません。
サタンは愛の減少感から道を外しました。
ならば自分は寂しい思いに襲われても、
己の位置に踏みとどまろう、という
地を這(は)うような世界での相対です
(かつて久保木修己初代会長が、
最大の試練は愛の減少感だった、
と言われたのを記憶しています)。
☆
「望みを得ることが長引くときは、心を悩ます」(『箴言』第13章12節)
とあるように、願いがかなわない期間はしんどいものですが、
そのしんどさに負けないよう、このフレーズが支えになっています。
きつい接し方をされた時、親しい人からKYな
(空気が読めない)ラインが来た時なども、
これで踏みとどまっています。
☆
その後、こんなみ言にも出合いました。
「その背後で、神様が創造主としての体面を立てられず、
恥ずかしい立場を抜け出せなかった事実を
考えなければなりません」(天一国経典『天聖経』 第四篇 真の人間 普及版 438ページ)
「神様が恥ずかしい立場を抜け出せなかった」…!
孤独な神様、囹圄(れいご)の神様、
涙する神様など、学んできました。
上記のみ言も過去に何度か読んでいるはずですが、
気に留めずに過ぎていたのでしょう。
正直、まだ消化できずにいる神様の姿。
折に触れ、反すうしていくかと思います。
私たちが親として感じるどんな苦悩や葛藤も、
お一人で感じてこられたであろう神様を思います。
橘 幸世 続・夫婦愛を育む 20
感動させるとまではいかないけれど
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=26021
(Blessed Lifeより)
感動させるとまではいかないけれど
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=26021
(Blessed Lifeより)
☆
一部割愛・再編集 文責:ten1ko2
橘先生が紹介していた石川啄木の短歌、
現代語に訳すとこうなるようです。
「一度でも自分に頭を下げさせた人は
全員死ねと祈ったこと。」
確かに、なかなか強烈な言葉です。
様々な恨みの思いや、負の思い、
原理で言えば「堕落性」の思いを
赤裸々に表現した、と言えるでしょうか。
その詩から、さまざまな思いを巡らしていきつつも、
最終的に、み言で整理していかれる橘先生。
やはり、さすがだな、と思います。
二世たちが復活している
天心苑祈祷を通じ、またみ言を通じて、
自身の思いを転換していきたい、と思うのです。
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