2025年01月15日

信教2世の私が叫びたいこと、子供たち(3世)に渡したい家庭連合のバトン 《信教2世・大教会長》



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新潟の大教会長(2世)が、
シンポジウムで語られたメッセージ
「霊性の地・新潟から信教の自由を叫ぶ」
最終回となります。


■息子たちが誇れる家庭連合に

私事ですが、二週間前の土曜日に、
天から大きなプレゼントを頂きました。
第三子が誕生しました。

私は今、妻と三人の男の子に囲まれながら、
幸せな日々を送っています。

私の幸せの根っこにあり、私の幸せを
支えてくれているのは、「旧統一教会」と呼ばれ、
バッシングされ続けている家庭連合で
受け継いできた信仰です。

信仰が私の人生を支え、幸せの原動力と
なっていることは間違いない事実です。


その家庭連合が、今、窮地にあります。

「カルト」「洗脳」「反社会団体」「反日」。
このようなレッテルが二年間、貼られ続けました。

まるでゴミのように扱われ、踏みにじられてきました。
「旧統一教会」と聞けば、一般市民の多くが
「犯罪集団」 というイメージを抱きます。

2022年8月31日、岸田文雄首相(当時)の口から、
関係断絶が党方針として宣言され、
同年10月19日、解散命令請求の要件に関して、
法解釈が一夜にして変更されました。

ところが、その法解釈変更の手続き、
プロセスは、何も明かされていません。

同年11月からは、 文科省による質問権が
7度にわたって行使され、2023年10月13日、
解散命令請求が裁判所に提出されました。


解散命令は、宗教法人にとって「死刑宣告」と言われます。
私たちの教団は今、死刑宣告を
受けるかもしれない危機的状況にあるのです。

そこには多くの信徒がいて、
その一人一人に人生があります。

私の教会では毎週、たくさんの信徒が
日曜礼拝に駆けつけます。
神様と出会うために、信仰を育むために通ってくるのです。

彼らにとって、信仰は人生そのものであり、
命そのものであり、自分自身そのものなのです。

この2年間、家庭訪問をして
多くの信徒と対話してきました。
膝を突き合わせ、何を感じ、何を思い、
何を悩んでいるのか、分かち合ってきました。

一人一人に心の痛みがあります。
それでも、自らが信じてきた人生を、
信仰を手放すことなく、 希望の未来を信じて歩んでいます。

歯を食いしばり、何を言われたとしても
耐え忍んで闘い続けている
りっぱな信徒たちです。


家庭連合に反対する人々は、
「解散されても信教の自由は守られる」
「信仰を続けることはできる」と言います。
そんな甘い話はないはずです。

解散させられたら、建物をはじめ、
教会の財産は全て没収されます。
教会長の雇用はなくなります。

そんな状況で、ましてや国家から犯罪集団として
解散させられたというレッテルが貼られた中で、
どうして信教の自由が守られるのでしょうか。


先日、息子と一緒に報道番組を見ていると、
旧統一教会に関する報道が30分間、流れました。

7歳の息子は、「きょう、お父さんの仕事の話、
長いね」と言いました。

私は、彼が10年後、20年後、
「家庭連合の三世として生まれて良かった」
「お父さんの仕事を誇りに思う」と言える、
こんな未来を本気でつくりたいと思っています。


■神が与えた環境には善が結実

きょうは7月20日です。
この日は、私たちにとって特別な一日です。

ちょうど40年前、家庭連合の創設者である
文鮮明先生が、脱税容疑で
米国・ダンベリーの刑務所に収監されました。

このときも、正に国家の圧力によって、
宗教弾圧と言える不当な裁判が行われました。


一方で、米国のキリスト教牧師たちが、
「文先生は無罪だ」と訴えて立ち上がりました。

自らの手首に手錠をかけ、
「これは信教の自由の侵害だ。
もし、文先生を捕まえるのであれば、
私たちも牢屋に入れろ」と叫んだ牧師もいます。

このような声が米国の各地に響きわたったのです。


文先生が有罪判決を受けてダンベリー刑務所に向かわれるとき、
信徒たちは、あふれる涙をこらえることができませんでした。

そんな信徒たちを前に、文先生は
”私のために泣かずに、アメリカのために
祈りなさい”
と訴えられたのです。

文先生が出監されたとき、黒人、白人を問わず、
多くの牧師が文先生を迎え、
「神と自由のバンケット」が開かれました。

改めて信教の自由を求める声が全米に響きわたりました。


それから40年がたち、奇しくも
7月20日のきょう、新潟の地で、
信教の自由のために叫んでいます。

私が(かつて)信仰を捨てようとして頑張っていた
この場所で叫んでいるのです。

私は新潟人として、新潟の地を誇りに思います。
新潟は、日蓮聖人、親鸞聖人など、
多くの宗教者に縁のある「霊性の地」です。

私はこの地から叫びたい。
未来を守るために、国を守るために。

家庭連合という一法人を守るためではありません。
日本の未来のために、皆さんと一緒に
信教の自由を叫んでいきたいのです。


最後に聖句を一つ紹介して、講演を終えようと思います。

「神は真実である。
あなたがたを耐えられないような試錬に
会わせることはないばかりか、
試錬と同時に、それに耐えられるように、
のがれる道も備えて下さるのである」
(コリントT10・13)

超えられない試練は絶対にありません。
神が与えた環境には、必ず、
善が結実する未来が待っています。

共に信教の自由を守り、日本の繁栄に貢献し、
希望があふれる未来を築いてまいりましょう。

世界家庭2024.11月号
再編集 文責:ten1ko2


素晴らしいメッセージでした。
大教会長、ありがとうございました。

二世のメンバーにとって、
食口同士の心情関係(特に二世同士)は、
実の兄弟姉妹のような
深い関係にあると思います。

それも含めて、家庭連合は、
ちょっと特殊かもしれません。

人類一家族を目指す私たちにとっては、
家庭、そして一人ひとりの信徒は
本当に特別な、大切な存在です。

そして、神様を知らない人たちや、
家庭連合以外の宗教の人たちも含め、
全ての人たちを、神様の子女であり、
家族であると、貴重に考えています。

今、全国に配属されている大教会長以下、
二世の活躍は素晴らしく、とても希望ですね。

私たち一世も、大げさな言葉かもしれませんが、
人生をかけてこの道を歩み、
そして命懸けの信仰を貫いてきました。

父母様の願いに応えるには、
不足な者でありますが、心から、
一つになっていきたいと思うのです。


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この記事へのコメント
一世は確実に命と人生を賭けた。
世界平和のために。
自分のやりたい事を捨てて、両親の反対を押し切って、世間の冷たい目を耐えながら、少ないお金を献金し、伝道のために世界に出かける。

命と人生を賭けなければ到底出来ない事です。
一世は先駆者であり、選ばれし者であり、世界平和の土台であります。
Posted by 二世 at 2025年01月15日 12:49
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