田中会長のみ言。
「愛天・愛人・愛国の道を
生涯貫いていこう」の続編です。
☆
【私たちと、親として向き合おうとされる真のお母様】このようなことから、摂理は新しい時代圏に
突入しつつあると実感せざるをえません。
真のお母様は、「私と一つになりなさい。
そこに見える世界があります」と強調されます。
もちろん、私たちはお母様と一つになろうと
努力してきましたが、今こそ、一つになったときに
見える風景を、つかみとっていかなければなりません。
来年(2025年)四月十三日に、天の父母様を
地上にお迎えして、全く新しい摂理、
大転換を迎えようとされている真のお母様です。
お母様は一日一日、とてつもない緊張感の中で
歩んでおられます。
私たちがお母様と同じ風景を見るようにならない限り、
お母様の緊張感と、私たちの感覚との距離は縮まりません。
これが、改めて突きつけられている課題だと思います。
☆
先日、全国の青年・学生を対象とした
四十日路程の出発式がありました。
その際、ある一世の青年リーダーが、
清平での体験を証ししました。
彼は、四歳の息子を清平に連れていったそうです。
天心苑特別徹夜精誠に参加するとき、
「夜も遅いから寝てもいいからね」と息子に言うと、
「嫌だ!」と言って寝ませんでした。
しばらくして、「十二時を過ぎたから寝ようね」
と言っても、 言うことを聞きません。
そのとき、息子が、「僕は神様と約束したんだ。
祈祷会に出ると約束したんだ!」と訴えたのです。
そして、その息子は、大人たちに交じって、
「アボジー」「オモニー」と
大きな声で叫んでいたということでした。
彼の息子のような純粋な心情に触れたとき、
私たち一世に、確かな悔い改めが
起きるのではないでしょうか。
そのような心情こそ、私たちが求めている
ゴールなのだと感じます。
☆
私が、真のお母様にお目にかかったときに賜った
衝撃的なみ言があります。
それを、今日、お集まりの先輩方とも共有したいと思います。
「天国は、信仰のみではつくることができません。
天国は心情の世界なのです」
私たち一世は、み言を聞いて以降、命を懸け、
人生を賭して、世界に出ていきました。
それは、正に信仰を懸けた闘いです。
しかし、その信仰だけでは、天国はできないというのです。
天国は心情の世界なのだと。
私たちが、父母が願われる心情世界に立つためには、
どうすればいいのでしょうか。
父母の前に、いかに無条件に子女の位置に立てるのか、
それが問われているのだと思います。
私は時々、真のお母様の前で失敗することがあります。
一度、お母様のことを、「チャムオモニム(真のお母様)」
とお呼びしてしまいました。
日本の事情をご説明しているときで、
相当、緊張していたのだと思います。
そのとき、真のお母様は、
「田中!今、何と言ったの?もう一回、言ってみなさい。
『チャムオモニム』ではなく、
『ワンオンマ(お母さん)』でしょう」
と迫ってこられました。
真のお母様は、親として
私たちと向き合おうとされているからこそ、
”あなたはどうなの?”と迫られるのです。
☆
【日本に家庭の価値を取り戻してこそ
家庭連合が国家の希望となりうる】
草創期の先輩方は、人生の全てを捧げ、
天を愛し、人を愛し、国を愛してこられました。
ところが、自らの命に替えても守りたいと願う家庭連合に、
反目のレッテルが貼られ、日本列島から葬り去られようとしています。
この情勢に、先輩方も、もどかしい思いを
抱きながら毎日を過ごされているはずです。
そして、最も心を痛めておられるのが、
親の立場で見詰めておられる真のお母様です。
お母様は私に、「日本のことを思うと、
眠ることができないんだよ」と語られました。
来年(2025年)四月十三日、天の父母様を地上にお迎えし、
摂理は新たなステージを迎えます。
真のお母様は、 「天一国の文化は孝情です」
と教えてくださいました。
孝情は、創造本然の秩序が立った家庭で育まれます。
これから、家庭文化の”見える化”が成されなければなりません。
日本で私たちが信仰的に生き延びようとするなら、
この国に最も必要な家庭の価値を、
見える形ではっきりと発信していく必要があります。
そのようにできなければ、家庭連合の生きる道が閉ざされてしまいます。
この家庭文化の見える化が未来を決すると確信します。
(中略)
私たちに「引退」という文字はありません。
霊界に行ったとしても忙しいのです。
霊界でのんびりしようと思っていても、きっと、
誰かが地上で熱心に呼名祈祷をして、呼び出されます。
協助を迫られ、忙しく働くことになるはずです。
ですから、霊界でも地上でも、
天一国ができるまではゆっくりできないと思ってください。
“我々に引退はない”という固い信念のもと、
何事にも全力で取り組んでいただけるように願います。
人類の真の父母と共に歩むことのできる奇跡の時代です。
一日一日を大切に、地上生活を歩んでまいりましょう。
☆
再編集 文責:ten1ko2
「ワンオンマ」たった一言でも、そう叫ぶことで
「お母様と一つになりなさい」と語られる
お母様の心情に少しでも近づけるのかな、と思いました。
「天国は心情の世界」と語られるお母様に
孝情をお捧げする私たちになっていきたいのです。
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そして世界平和は真の父母を慕う事によってしか実現しないと言う事を痛感します。
でも時々地上天国が実現した後に生まれたかったと思う事があります。
しかし我々の先祖達が荒野を40年彷徨った苦労に比べれば、今はなんと恵まれているだろうかと思います。
だから我々が苦労しなかったら地上天国も実現しない。
我々家庭連合は御父母様が行かれた道のごとく、家庭を犠牲にしても氏族のために、氏族を犠牲にしても民族の為に、民族を犠牲にしても世界のためにという精神で生きて行かなければならないと思うのです。