2025年02月16日

戦後最悪の人権侵害、4300件の悲劇はどうして起こったのか 《死闘*出版記念大会*田中会長2》



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昨日に引き続き、後藤さんの自伝、「死闘」
出版記念大会での、田中会長のメッセージです。

拉致監禁問題の経緯を、わかりやすく
説明してくださっています。


1966年。
この教団が法人格を認められたのは1964年です。
それから1年半後に、もう最初の拉致監禁が始まりました。

出発は1人から。
もちろんこの時は家族からの訴えではなく
まさに異端、異教、この教えが広まってはいけない
という、宗教的な視点から拉致が始まりました。


しかし1968年、文鮮明(ムンソンミョン)総裁は
友好団体、国際勝共連合を立ち上げました。

ここから、時の情勢は変わった、
一挙に共産党が動き始めました。

そして牧師から見ても、共産党から見ても
潰したいと一点においては一致した、そこから
拉致監禁の手法が、共産党も加わり、
共産党系の精神病院に監禁し、
改宗を迫るという事態が始まりました。


それもやっぱりやりすぎると法の手は伸びてくる。

そこから事態はまた急変し、
そして京都府知事戦、国際勝共連合の騒ぎの中で
共産党が負け、そしてスパイ防止法…、
真っ向から対立していた、勝共連合に向かって
牙を向き、共産党勢力は立ち上がってきました。

そして霊感商法、朝日新聞のキャンペーン、
あらゆる手を使いながら、国民の前にアピールを展開し、
最終的には法的問題に持ち込むために、
左翼的思想を背景にした弁護士たちも加わり
みんな同じ目的のために手を結ぶようになってきた。


そこに脱会屋と言われる専門家が加り、
さらに多くの父母たちを、共産党の父母たちが先頭に立って
巻き込みながら、父母の声として全面に立てつつ
この旧統一教会潰しに走ってきた。

ですから、ずっと家庭連合、旧統一教会は
悪者であり続けないと困る、常に悪なる集団でない限り
自分たちの取り組みは正義ではなくなる、いうところから
一貫してこの旧統一教会をあらゆる手で叩き続けました。

朝日新聞がキャンペーンを起こしたこの時から
世の中に広く知れ渡り、そして親御さんたちが
不安になり弁護士を訪ね、そして拉致監禁が
まさに異常なほどに毎日1件、年間300件から
350件拉致監禁がされる ピークを迎えました。


1993年、日本キリスト教団は、1月28日、
声明を発表しました。

「当時は統一教会と言われていた当協会が
消滅するまで、私たちの活動は継続する」
という声明文を発表しました。


まさに怒涛のようなうねりの中で、
この拉致監禁が行われていった。

この流れの中で、数多くの失敗を繰り返しながら
最後に行きついたのは、絶対に法の手が自分たち伸びない手。

それは親がやるしかない、家族がやるしかない
それ以外の脱会やあるいは外部の人間がやれば
必ず法の手が伸びると。

ですから、それからは拉致監禁は、より周到に、
親たち(に)も何年もかけて教育をするようになりました。


その教育の主要ポイントは何か。

「お前が問題だ」と、
「(これは)親子の問題だ」
「親がしっかりしないから、子供はこうなったんだ」
と、この観点を徹底してすり込みます。

親が本当にそう思わない限り、拉致監禁はさせない。
本気で親がそう思ったら、「奴らは命がけでやってくるんだ」と
「だからあんたたちも命をかけろ」と、こう迫ります。

従ってお父さんは、会社を辞め、マンションを借り、
最低半年は覚悟します。

なぜか?
「半年はかかる」と教育されるからです。
半年は親族一同全員が決意して、
拉致監禁に取り組みます。


この親子問題ゆえに、ある現場では
セールスマンがピンポンとやってきた。

「あ、セールスマンだ」と思って、
拉致されていた彼は「拉致されてます!」と叫んだ。
そうしたら親が、「いや、これは親子問題ですから」
と言って帰ってもらった。

でもこのセールスマンは、どうも不信に感じて
近くの警察に伝えた。
警察がやってきたので、親が対応した。

そしてその警察は、「あ、宗教問題ですか。
じゃあ介入しません。家族で会議してください」
と帰ってしまった。


ある現場では、この警察は、「親の言うことを聞け」
と叱って帰って行ってしまった。

とある現場では、「親が一緒にいるのに拉致とは何事だ」
と怒られて、「あなたが長い間この家から離れたんだから
それの分これから親と一緒にいろ」
と叱られて、警察は帰っていった

再編集 文責:ten1ko2



拉致監禁において、
警察が対応する状況は、
田中会長が話しておられる通りです。

私も全く同じ体験をしました。
マンションの5階から、親が寝ている隙に
原理講論を落として、それを拾った人がいました。

ただ、教会の連絡先を書いたのに、
警察に届けてしまったのです。

翌日、刑事が数名やってきました。
「助かった〜」と思ったら、
母が割り込んできて、事情を話すと、
刑事は「両親の話をしっかりと聞くように」
そう言って、すぐに帰ってしまいました。

これが現実です。
日本の警察の対応を知っていただきたいと思います。

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この記事へのコメント
テレビとマスコミというものは真実を伝える装置ではなく、スポンサーの意志で真実を都合のいいように捻じ曲げて伝える装置である事がわかりました。

唯一信用できるのは、世界日報だけ
Posted by 満鉄調査部 at 2025年02月16日 10:31
本来ならキリスト教が共産主義の防波堤にならないといけないのに完全に取り込まれている。

文鮮明と統一教会がいなかったら、日本はそして世界は完全に共産化していました。
Posted by 毛利勝永 at 2025年02月16日 10:40
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