3月17日の文孝進(ムン・ヒョウヂン)様の
聖和17周年記念のシリーズより、
音楽を通して孝進様に侍った
日本人男性の証し2回目、
「み旨を進めるため、生きたまま
祭物になられた」です。
☆
神だけが本当の目撃者だ
孝進様のそばに残った私とTさん(日本人)は、
来る日も来る日も孝進様と一緒に音楽を作る中で
多くの恵みを頂きました。
しかしながら、同時に耐えがたい苦しみにも直面したのです。
というのも、当時の孝進様は、その心に
あまりにも深い傷を負っていらっしゃいました。
幼い頃から、真の父母様の愛を
直接受けることができなかっただけでなく、
愛する者からの裏切り、差別、迫害と、
ありとあらゆる理不尽な扱いを受けてこられたのです。
それは世の中からだけでなく、
教会の食口(シック)からも同様でした。
「自分の愛したものは必ず裏切る。犬や馬までも」
とおっしゃいました。
信頼できる人は一人だになく、孤独でした。
「神だけが私の本当の目撃者だ」
と涙ながらに語られるのを何度も聞きました。
☆
12歳でアメリカに来てからは、学校で
先生からも生徒からも迫害を受けました。
「サタンの子」と呼ばれてさげすまれました。
しかも、そういう傷を抱えて帰ってきても、
家には聞いてくれる人も慰めてくれる人もいませんでした。
真の父母様から受けられなかった愛を、
本来は祝福家庭が補うべきだったのですが、
それも十分にはなされませんでした。
☆
興進様とギターだけが友達だった
そういう中で唯一の友が、
弟の興進(フンヂン)様とギターだったといいます。
興進様とは一つの部屋で寝起きし、共に遊んだのだそうです。
「興進が生きていたら、私の人生も
少しは楽になっていただろう」と語られたことがあります。
☆
真のお父様が食口たちに、「孝進を保護しなさい」
といつも語っておられたことを思い出します。
それは現実的に、孝進様が暴漢から攻撃を受ける
危険性があったということもあるのですが、
私にはむしろ、「孝進の純粋な心を保護せよ」
という意味ではなかったかと思えてならないのです。
それほどに孝進様の心は、まるで
雪の結晶のように繊細だったのです。
☆
食口であったとしても、頭で思っていることと、
口で言うこと、あるいは行動が違うことがよくあります。
聖書に、サタンを二枚の舌を持つ者に表徴していますが、
それはよく言ったものです。
堕落人間はまさしくその後孫です。
孝進様は非常にピュアであられましたから、
そういう存在に対応していくことが
難しかったのではないかと思われます。
裏と表がある人間を理解できなかったのです。
☆
メシヤの息子としての苦悩
孝進様には食口の中に、どうしても許せない人がいました。
そのことが孝進様を苦しめました。
真のお父様に何度も相談されたようですが、
お父様はそのたびに、「許しなさい」
としかおっしゃらなかったのです。
真のお父様は、そばに侍る人がどういう人かを
全てご存じのうえで、用いておられます。
たとえその人が陰で神様を裏切るような
行為をしていることが分かっても、
変わらずに愛を与えておられるのです。
そういうお父様のことを孝進様は、
「愛のスーパーマン」と表現されました。
孝進様は、メシヤの息子としてあるべき
基準の高さをよくご存じだったので、
そこに到達するために身もだえされました。
その闘いがあまりにも壮絶だったがゆえに、
孝進様は愛にあふれたおかたであったにもかかわらず、
その愛が外に出てくるときには怒りに形を変えていました。
☆
孝進様は毎日、私とTさんにその怒りをぶつけてこられました。
もちろん、その怒りは私たち個人に対してではなく、
許せない食口に対するものであったり、
世の中全体に対するものであったりしました。
毎日、その怒りの言葉を聞くのが私たちの仕事でした。
とにかく黙って聞くのです。
一日に何時間にもなりました。
それはとても苦しく、疲れるのですが、
一つ救いだったのは、私たちの母国語が
英語ではないということです。
外国語でその激しい言葉を聞きますから、
心にぐさっとくる度合いが緩められるのです。
おそらくアメリカ人だったら、
3日も耐えられなかったと思います。
☆
そういう日々の中で私たちが目撃したのは、あまりにもかわいそうで惨めな孝進様のお姿でした。
怒ることでしかご自分を表現できない、
ずたずたに切り裂かれた心でした。
私たち祝福家庭の罪がそこに堆積され、
心情の十字架の上で血を流しながら泣き叫んでおられたのです。
孝進様の存在自体が犠牲です。
み旨を進めるために、
生きたまま祭物になっておられたのです。
☆
私にももちろん、日本に帰りたい思いはありました。
自分なりの音楽に対する夢や考えもありました。
でもそんな孝進様のお姿を目の当たりにして、
真のお父様に先に愛された者が、
なぜ見て見ぬふりができるでしょうか。
私たちがいなかったら、一体誰がこの怒り、
悲しみの受け皿になってさしあげられたでしょうか。
それを思うと、私たちには孝進様を置いて
去って行くことなどできなかったのです。
文孝進様の孝情に学ぶ 4
証し 文孝進様の思い出
「真の父母様の解放のために身もだえされた生涯」
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=28414
(Blessed Lifeより)
証し 文孝進様の思い出
「真の父母様の解放のために身もだえされた生涯」
https://www.kogensha.jp/news_web/detail.php?id=28414
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
とても胸を締め付けられるような証です。。。
孝進様は、とても純粋でありながら、
お守りする基台がなかったので、
多くの苦痛を受けなければなりませんでした。
昨日の徹夜精誠において、孝進様・興進様の映像が流れましたけど、
ベルリンの壁の前で熱い思いを語られている場面がありました。
まだ壁が崩れる前の時でしたし、
共産主義者もその場にいるような危険な状況でした。
お付きの方が、「防弾チョッキをつけてください」
と言われたのに、「私は要らない」というエピソードもあったそうです。
神様を愛する心情、共産主義の間違いを訴える、
篤い心情をもっておられた孝進様・・・
霊界においても、その思いをもって、
ご活躍されているに違いないのです。
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