2025年05月23日

勉強も信仰も1番 子供たちを名門大に送った教育法とは 《横井牧師》



■胎児期から始める信仰教育■

私は1997年に韓国に渡りました。
愛する妻がいるので…
韓国での生活も今年で28年目を迎えます。
妻は看護助手として病院で勤務しながら、
二人の子を産み、子女教育を終えた状態です。

息子はソウル教育大学を卒業し、
次女はソウル大学に入学し、
今年4年生になるのですが、現在は
休学してフィリピンで奉仕活動をしています。

子どもの教育は、
生まれてから教育を始めるのでは遅いのです。

子どもを授かる前に、
どれだけ精誠を尽くすかにかかっていると考えています。

私たち夫婦は出会い、
結婚生活を始める前からたくさんの精誠を尽くしました。

清平修練苑の
40日修練会に、妻も私も3回以上参加しました。

その精誠を通して、私たちの精子と卵子、DNAに至るまで
すべてを聖別したいという気持ちだったのです。

韓国には伝統がありますね。
良い子を授かるためには、子どもを授かる前に
精誠を尽くさなければならないという伝統があるように
私たちの家庭もそれを実践しました。

そして、子どもを授かってからは、
”胎教”というものがありますね。
それを徹底して行いました。

子どもがお腹の中にいるときから
「一番愛している」と語りかけました。

夫婦間で、否定的な言葉は一切使わず
いつも肯定的な言葉を意識して使うように努めました。

また、子どもが将来、尊く考えることができるようにと
絶対性の教育も行いました。

「あなたの生殖器は、あなた自身のものではない」
「将来祝福結婚をしてから、新郎または新婦になる
相手のものであり、
その相手に贈るプレゼントなのだよ」
「だから、自分勝手に使ってはいけないよ」
「分かるね?」
と繰り返し語りかけ、胎教をしました。


■父母によく従う子女になること■

子どもが生まれてからは、
生後6ヶ月のときから訓読会を始めました。

訓読会はまだ難しいから、
もう少し大きくなってからの方がいいのではないか、
そう思われるかもしれませんが
2歳までは「無意識の教育」と言われています。

韓国のことわざにも、「三つ子の魂百まで」とありますが
2歳、3歳までに身につけた習慣や知識、
情報は一生のものになると言います。

訓読会を通して真の御父母様のみ言を正しく伝えていれば、
そのときは理解できなくても、
後々、中学生や大学生になったとき、
「どこかで聞いたことがあるな」と感じ、
抵抗なく受け入れられます。
とても受け入れやすくなるのです。


そしてもう一つ大切なのは、敬礼式の伝統です。
まず天の父母様と真の御父母様に敬拝を捧げ、
その後夫婦が互いに敬拝をします。

そして夫婦が抱擁し合う姿を通して、
互いに愛し合う姿を子供たちにいつも見せてきました。

最後に、子供が親に対して、
敬拝を捧げる習慣を身につけることで、
自然と親を敬う心が育まれ、
その親が尊敬している、
天の父母様、天地人真の御父母様への敬意もまた、根づいていくという
良い結果を得ることができました。


幼稚園のときには、
40日修練会に親子で一緒に参加しました。

子ども一人で送ることは難しいですから、
親子で一緒に修練会を受けるのは、本当に良い経験です。
子どもは親と一緒にいたがりますね。
長男であるヨングクは5歳のとき、
娘のヨンファは2歳のときに、40日修練会に参加しました。

講義を聞き、聖地に上り、天心苑に行って祈祷し、
食事も一緒にして
他のお姉さんたち、お兄さんたちと
一緒に遊ぶだけでも、
清平という修練所を好きになり、

知らず知らずのうちに聞いている原理、世界中から訪れる学生たち
黒人のおじさん、白人のおばさん、
そして日本から、様々な国から来られた食口たちに出会いながら
人見知りもしなくなり、
み言葉と祈祷という恩恵を自然と受けることになるのです。
幼ければ幼いほど、効果は大きいと思います。


■読書と学習の習慣づくり■

訓読会は、子どもが朝起きられなくても
そばに寝かせたまま訓読しました。

しかし後々聞いてみると、そのときのことを覚えていると言うのです。
それは本当に大切なことで、
幼い頃聞いた内容は、抵抗感が生まれないようになっているのです。

昼間は、できるだけ簡単で分かりやすく
挿絵の入った楽しい絵本、
特に、教会から出版されている
真の御父母様のことが物語形式で描かれている絵本を
子どものレベルに合わせてたくさん読んであげました。

子どもを膝に座らせ、抱きしめながら絵本を読んであげたり
難しい本だったとしても、速度を落として
ゆっくり読んであげれば、子どもは本当に喜んでくれるのです。

訓読会においても、絵本のようなやさしい本を読んであげることは
一つの精誠だと思います。

毎日コツコツと続けることが、何よりも大切な核心なのです。
やったりやらなかったりしていると習慣として定着せず、
子どもが喜んでいたとしても、何か事情があると
「今日はやらなくてもいいか」と思ってしまうようになります。

2、3分でも、10分でも毎日欠かさず続けることが
効果を生むと私は信じています。


しかし、気をつけなければならない点が一つあります。
子どもが途中で質問をしてくることがあります。
「パパ、これは何?」
「ママ、これはどういう意味?」
そんなときは、必ず手を止めなければいけません。

そして、説明をするときも
「こういう内容だよ」と言うよりも、
「あなたはこれをどう思う?」
「この絵を見て何を思い浮かべた?」
「この絵を見て、何がそんなに面白かったの?」
そのように対話式にするのです。

親が答えを与えるのではなく、
問いかけることで、子ども自身が想像力を発揮できるように
導いていく方法が良かったと思います。


結論として申し上げたいのは、
どれだけ幼い頃から核心的な教育ができるか、
そこにすべてがかかっているということです。

子どもを授かる前に、まず夫婦が基本的な子女教育や
信仰生活について、親自身がしっかり準備するのはもちろんのこと、
妊娠したときの心構えはもっと大事で、
子どもが生まれてからも、
2歳、3歳になっても「まだ早い」と思わず
難しい内容であるほど、その時子どもに伝え、
無条件的に与えていると、子どもは難しいと思わないのです。

後々思い出したときに、抵抗感がないのです。
親しみ深く感じて
「原理って難しい」ではなく
「原理?当然そうなっている」
「絶対性教育?当然しなければいけない」
「生殖器は大切?当たり前でしょう」
「真の御父母様?私たちの親であられる」
「天の父母様?当然存在される」
そんなふうになるのです。

https://youtu.be/1Yg8vRhdr0I?si=-2Q-t3i-N7YkeXY5
勉強1番!信仰1番!子女を名門大学へ(第1部)ーヨコイトシアキ副局長ー<天心苑の人々>




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