2024年09月24日

「相軒よ!岩がお前を呼んで、歌を歌っているよ」 霊界の鉱物世界 《李相軒先生の霊界メッセージ》



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李相軒(イ・サンホン)先生が、霊界の様子を
こと細かく教えてくださったメッセージ。
霊界での動物や植物についてお伝えしましたが、
次は、鉱物世界です。


森羅万象のすべての被造物のうちで、
神様の愛の手を経なかったものは一つもありません。

したがって、すべての被造世界は神様の愛
そのものであり、鉱物世界も例外ではありません。

鉱物が人間にどのように
喜びを与えているのか調べてみましょう。


私は地上で生きている時、石が話をするのを聞いた経験があります。
そしてこちらの霊界に来ても奇異な現象を少なからず経験しました。

こちらに新人としてやって来て間もない時のことでした。
私はこの国に見るものがあまりにも多く、
研究や分析したい資料があまりにも多くて、
少しも休むことができませんでした。

あちこち我を忘れて回っている最中に、
見たこともない不思議なことを発見すれば、
じっとそこに座り込んで深く考えにふけってみたりしました。


そんなある日、考えにふけりながら、
ふとうつらうつらしていると、
得体の知れない変な音がしました。

私の座っている岩の下から、鐘や銅鑼(どら)
たたく音色が聞こえてくるのです。
はっと驚いて目を覚ますと、何も見えませんでした。

私は辺りをもう一度見回してみましたが、
やはり何も見つけることができなかったのです。
その時、突然ある考えが浮かんできました。

「岩石が、私がここに来たことを歓迎しているんだなあ……」。
それで私は「おいおい、そんなに歓迎してくれたら、
何だかこちらが申し訳ない気分になるよ。
やめてくれ」と話しました。

岩石は「今まで私のところに来て、
一度も座ってくれた人がいませんでした。
私のことを貴く思ってくれる人がいなかったのです。
今初めて主人に出会えて、本当にこの上なくうれしいです」
と言いながら、より一層感銘深く合奏をしました。

このような事実を地上人がどうして理解できるでしょうか。
しかし、現代医学を専攻した内科医の私が確かに経験したのです。


それだけではなく、霊界の新人時代に経験したことが
もう一つあります。

その当時私は、山や野原、川岸や海辺を
くまなく歩き回っていました。

そんなある日、高い山の上の大きな岩に達しましたが、
その岩は急な斜面に位置していました。
私は、そちらに近寄るとけがをする危険性があるので、
そこを避けて別の所に回りました。

その時突然、「アーリラン、アーリラン、
アーラーリーヨー、アーリラン峠を越えていく。
私を捨てて行くあなたは、一歩も前に踏み出せずに
帰ってくるよ、帰ってくるよ、帰ってきますよ」と、

民謡のメロディーが聞こえてきました。

私は、岩の上で誰かが歌を歌っているのかと思いました。
しかし、私は誰も発見できませんでした。

その声をずっと聞いていると、それは人の声ではなく、
浮かれて茶わんをはしでたたくようなメロディーでした。

私は岩をぼんやりと見つめていました。

するとその時、神様が「相軒よ!岩がお前を待ちながら、
のどがかれるほどに歌を歌ってきたのだ。
それなのに、お前が他の方向へ行こうとするから、
岩があまりにも残念がってお前を呼んだのだ」とおっしゃいました。

鉱物は外的な形も神秘的で美しく、内部からも
このような美しい歌が流れるのです。

私はこのような事実を経験しながら、
呆然(ぼうぜん)としてしまいました。


川辺を通ると、澄んだ水がちょろちょろ流れていました。

水の中から「私の御主人様がやって来たら、
髪を洗って、手も洗って、足の爪まで
きれいに洗ってあげるのさ」というメロディーが流れてきました。

そして私が海辺を通ると、そこでは
私のための舞踏会が開かれていました。

小魚や大きい魚がぴょんぴょんと跳び跳ねたり、
魚の群れが集まっては散らばっていきます。

それはまるで、きれいなこまがぐるぐると回るような光景でした。
様々な波の妖精たち、波しぶきの踊りなど、
とても想像もつかない宴でした。

空からは香りあふれるメロディーが流れます。
楽器も見えないのに、美しいメロディーや
華々しいたそがれなど、奇想天外な現象が展開します。


このような姿を見つめていると、
胸がいっぱいになって気が重くなります。
真の父母様に対して申し訳ないからです。

地上で真の父母様があまりにも苦労なさっているのに、
ここで李相軒はすてきな世界旅行を楽しみながら
恍惚(こうこつ)の境地に浸って、
美しい天国で無邪気な少年や青年のように過ごしています。

妻もこのような美しさに陶酔しています。
私は霊界の美しい姿を詳しく整理して、
地上人に紹介することが
真の父母様のための道であると思い直しました。

(1999年12月3日)

李相軒(光言社刊
『霊界の実相と地上生活』より)
*36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914〜1997)が
霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 三 鉱物の世界
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


岩が歌を歌い、喜んでいる・・・
何だか不思議な世界ですが、
李相軒先生と同じく、
真の父母様も同じような体験をしておられます。

神様の似姿である真の父母様に出会うことは、
万物にとって喜びなのですね。

前任の教会に所属する婦人は、
自分の家で畑を耕し、野菜を育てています。

教会にも沢山もって来られていました。
その婦人の野菜は本当によく育って、
そしてとにかく美味しいんです。

聞くと、「心を込めて、育てています。
そして、日中は、庭に向かって
聖歌を流しているんです」と言っていました。

だから万物も喜び、元気に育ち、
美味しい実をつけるのでしょう。

鉱物界にも人間の心情に相対する
そのような感性を備えているのだな、と思います。



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2024年08月05日

とても陰気で不愛想、中流霊界以下の植物たち 《李相軒・霊界メッセージ》



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李相軒先生の「霊界の実相と地上生活」
『植物の世界』の続き。
先回は、上級層の霊界での植物の様子でしたが、
今回は、中流・下級層での様子になります。

中流層の植物世界

中流層の植物の姿は、上流層の姿ほど美しくありません。
そして中流層の植物界は、人間の心の状態に伴う
変化が少なく、あたかも地上で季節と気候によって
植物の姿が変わるのに似ています。

地上の家庭の草花は、主人がうまく世話をすれば、
生き生きと美しく生長しますが、
世話をしなければそのように生長しません。
中流層の植物の姿も同様です。

そして、ここの大部分の植物は
人間の心にほとんど照応しません。

中流層の花や木や草は、人間と関係なく、
そのまま存在します。

上流層の植物が優しいなら、
中流層の植物は無愛想です。

下流層の植物世界

ここは、光がほとんどないので陰気です。
山奥でまばらに立っているような草や樹木は、
実に哀れでかわいそうに見えます。

植物は、太陽の光を受けてこそ生長し、
その色もきれいになります。

しかし下流層の植物は、太陽の光を
ほとんど受けることができません。

地上の数多くの雑草は光を存分に受けるために生
長できますが、こちらの植物は
地上の枯れた雑草よりも劣ります。

時々風が吹くとやせこけた木の枝が揺れますが、
この時はぞくっとさせられます。

このような雰囲気の中で、万物と対話しながら
花や葉に触れる気になれるでしょうか。

誰からも愛されない植物は、
まるで笑うことを忘れた人の表情と似ています。

植物世界と神様の愛
私たちは、万物を見つめれば見つめるほど、
神様の愛をより一層感動的に感じることができます。

神様が願っていらっしゃった本然の人間世界は、
すべてが豊かで平和な美しい自由天地でした。

しかし人間の堕落によって、人間はもちろん
動植物をはじめとするすべての被造世界が、
悲しみの世界と化してしまったのです。

このような悲しみの世界を見つめる
神様の心境はどうでしょうか。

一刻一刻新しい服に着替えて
自らの主人が現れることを待ちわびてきた
美しい万物と、いくら無言の対話を限りなくつづり、
数多くの感嘆詞を詠じてみたとしても、
それはただ美しい文章が私たちの脳裏をよぎるだけです。

私たちは、人間を創造してから今日まで
がら空きになっている神様の心を、
熱くいっぱいに満たしてさしあげなければなりません。

(1999年12月2日)

李相軒(イ・サンホン)先生(1914〜1997)
「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」
(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 二 植物の世界

霊界の実相と地上生活(45)
中流層の植物世界/植物世界と神様の愛
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2



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2024年06月29日

天界の花園の秘密 *文榮進・昇華式は、霊界では大歓迎式だった! 《李相軒先生*霊界メッセージ》



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李相軒(イ・サンホン)先生の霊界メッセージ。
「植物世界」の2回目、
「上流層の植物世界」

いわゆる天国での植物の様子です。


神様は人間を創造する前に、人間に対して
様々な配慮をして万物を創造されました。

私たちは植物の姿を見ると、
人間を愛する神様の心が十分にうかがえます。

毎日同じ服を着ていれば、自分はもちろん、
他人も嫌気が差すものですが、
植物は刻一刻と様々に姿や色を変えながら
人間を楽しませてくれます。


例えば、地上での榮進(ヨンヂン)様の昇華(聖和〈ソンファ〉)式は、
霊界においては歓迎式でした。

この式が行われるとき、霊界のすべての植物は
新しい服に着替えたようでした。

赤、黄、青、紫など、麗しくきらびやかな光で新たに着飾って、
すべての植物は自らの固有な姿と特性を表現しながら、
ひらひらと揺れて喜んで迎えてくれました。

そしていろいろな種類の鳥が、まるで
万国旗がはためくように、休まずに
空を飛び交いながら歓迎の歌を歌ってくれました。

木や花は共に約束でもしたかのように、
風に舞いながら踊っていましたが、
それはまるで人々が
肩を組んで歌いながら踊っているようでした。

それだけではありません。
あらゆる花や雑草や木々が共に醸し出す香りは、
私たちの鼻や腹の中に深くしみ込み、
全身に浸透していきました。

地上では、こんなにも魅惑的な香りは
嗅いだことがありません。

歓迎式の祈祷時間には、植物の葉も花も鳥も、
みな静かに厳粛な姿に変化します。


李相軒がこのような話をすると、皆さんは
私がうそを言っていると思うかもしれません。
しかし、これはうそではなく真実です。

私たちは、このように美しい世界で
永遠に暮らせるようにしてくださった神様に、
そして霊界で永遠に幸せに暮らすことを教えてくださる
真の父母様に、心から感謝しなければなりません。

このような事実をはっきりと知れば、
人はみな、なぜ美しく生きなければならないのか
悟れるでしょう。

長くない地上生活を少しだけ我慢して苦労すれば、
永遠の安息所、美しき園で
美しき自然と共に暮らすことができるのです。

私はこれから皆さんに美しき園の本然の姿を
詳しく紹介していくことにしますが、
皆さんは主人を待ち望む植物(万物)のことを
常に考えながら生きていかなければなりません。

(1999年12月2日)

李相軒(1914〜1997)(光言社刊
『霊界の実相と地上生活』【霊界の様相編】より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 二 植物の世界
Blessed Lifeより転載
再編集 文責:ten1ko2




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posted by ten1ko2 at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする