李相軒(イ・サンホン)先生の霊界メッセージ。
「植物世界」の2回目、
「上流層の植物世界」
いわゆる天国での植物の様子です。
☆
神様は人間を創造する前に、人間に対して
様々な配慮をして万物を創造されました。
私たちは植物の姿を見ると、
人間を愛する神様の心が十分にうかがえます。
毎日同じ服を着ていれば、自分はもちろん、
他人も嫌気が差すものですが、
植物は刻一刻と様々に姿や色を変えながら
人間を楽しませてくれます。
☆
例えば、地上での榮進(ヨンヂン)様の昇華(聖和〈ソンファ〉)式は、
霊界においては歓迎式でした。
この式が行われるとき、霊界のすべての植物は
新しい服に着替えたようでした。
赤、黄、青、紫など、麗しくきらびやかな光で新たに着飾って、
すべての植物は自らの固有な姿と特性を表現しながら、
ひらひらと揺れて喜んで迎えてくれました。
そしていろいろな種類の鳥が、まるで
万国旗がはためくように、休まずに
空を飛び交いながら歓迎の歌を歌ってくれました。
木や花は共に約束でもしたかのように、
風に舞いながら踊っていましたが、
それはまるで人々が
肩を組んで歌いながら踊っているようでした。
それだけではありません。
あらゆる花や雑草や木々が共に醸し出す香りは、
私たちの鼻や腹の中に深くしみ込み、
全身に浸透していきました。
地上では、こんなにも魅惑的な香りは
嗅いだことがありません。
歓迎式の祈祷時間には、植物の葉も花も鳥も、
みな静かに厳粛な姿に変化します。
☆
李相軒がこのような話をすると、皆さんは
私がうそを言っていると思うかもしれません。
しかし、これはうそではなく真実です。
私たちは、このように美しい世界で
永遠に暮らせるようにしてくださった神様に、
そして霊界で永遠に幸せに暮らすことを教えてくださる
真の父母様に、心から感謝しなければなりません。
このような事実をはっきりと知れば、
人はみな、なぜ美しく生きなければならないのか
悟れるでしょう。
長くない地上生活を少しだけ我慢して苦労すれば、
永遠の安息所、美しき園で
美しき自然と共に暮らすことができるのです。
私はこれから皆さんに美しき園の本然の姿を
詳しく紹介していくことにしますが、
皆さんは主人を待ち望む植物(万物)のことを
常に考えながら生きていかなければなりません。
(1999年12月2日)
李相軒(1914〜1997)(光言社刊
『霊界の実相と地上生活』【霊界の様相編】より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 二 植物の世界
Blessed Lifeより転載
李相軒(1914〜1997)(光言社刊
『霊界の実相と地上生活』【霊界の様相編】より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 二 植物の世界
Blessed Lifeより転載
☆
再編集 文責:ten1ko2
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