2021年05月21日

あまりに突然の招集、翌日渡韓した既成祝福カップルたち 完徹のみ言のワケは 《倉本先生》



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倉本先生による
6500双の既成祝福の証しです。


(既成祝福を受けるために)渡韓してきた参加者たちは、
式典前日の夜9時頃には会場に集まり、
お父様からみ言を頂きました。

ところが、み言が一晩じゅう続いたため、
居眠りする人が続出しました。

私は、はらはらしながら見ていましたが、
お父様は一切、叱責したり注意したりなさいませんでした。
そして最後に語られました。


「先生が語った言葉はみんなには
 残っていないかもしれない。
 だけど朝まで、お父様が徹夜で語った
 という記憶は残るだろう」



たとえ一度きりの出会いに対しても、
その人に対して何か記憶に残してあげたい、
印象付けてあげたいと願われるのがお父様です。

「父母様との因縁を永遠に結んであげたい」との親心から、
徹夜でみ言を語られたのではないかと思います。

 
その後、同じ場所で、すぐに聖酒式と祝福式の
式典を主管してくださいました。

式典後、「さあもう帰っていいから。
これで会社はそんなに休まなくても済むだろう」
と語られました。

前日夜に来て、翌日の午前中には解散となったのです。
真の父母様は全てをご存じで、
ここまで配慮してくださったわけです。


既成祝福について「お父様の本来の責任ではありません」
とおっしゃっていましたが、天の原則を明確にしながら、
父母として既成祝福のことも
意識しておられたのを知ることができました。

資格がないのに過分な恵みを受けることは、
受けたほうに負債と讒訴(ざんそ)が残ります。

ですから、真の父母様は恩恵を与えるにしても、
受けたほうが負債を負わないようにしてくださるのでしょう。

このとき既成祝福を受けた人たちは、
お父様の突然のご指示にもかかわらず、
考えられないほどの短時間で不平もなく韓国に集いました。

そのことも天が取る条件になったのではないでしょうか。



6500双のあとに行われた既成祝福は、
もともと行う予定には入っていませんでした。

既成祝福自体がしばらくなかったこともあり、
倉本先生はじめ、本部家庭部の方が、
お父様に取り入ってお願いをしたそうです。

倉本先生も語られているように
「先生は、神様からお願いされておりません」
とあっさり断られたとのこと。

それでもお願いをしたところ、
お父様が「じゃあ、明日やろう」と言われましたが、
あまりにも急な話で、
「三日待っていただけませんか?」
とお願いをしました。

お父様は「だったら辞めよう」と言われ、
「それでは、二日待っていただけますか?」
と再度お願いをして、許可を頂きました。

倉本先生は、
「6500双の恩恵による既成祝福だったので、
時間を空けずに行ったのではないか」
と言われています。

そのような流れの中で、
お父様は明け方までみ言を語られる逸話があったのでした。


真の父母様との因縁を結ぶ、貴い祝福式。。。
その当時、祝福もいつ行われるか
わからず、突然招集がかかったと聞いています。
パスポートを切らさないように
備えていなければなりませんでした。

特に既成家庭の方々は、
何年間も聖別して待っておられました。
その当時、休日を取るのは、
今の時代のように簡単ではなかったはずです。

こうして、2日後といえば
すぐに仕事を休んで応じる、
素晴らしい信仰を、真の父母様は
知っておられたのでしょう。

現在、世界中のすべての人が、
その当時からすれば、ほとんど何も条件なく
あらかじめ予定された日に
祝福を受けることができるようになっています。

それは、真の父母様の勝利圏と、
さまざまな配慮、愛ゆえの恩恵ですが、
また、このように苦労して
祝福を受けられた先輩たちの
貴い精誠があった上のことであると、
心から尊敬し、感謝します。




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posted by ten1ko2 at 09:37 | Comment(0) | 祝福の価値 祝福の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月21日

お父様の実験、極と極のカップル 777で一生分のみ言を頂きました 《大谷先生》



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統一思想研究院副院長をされていた故・大谷先生の証しを
いつか書きたいと思っていましたら、
先日、ある婦人から、コピーを頂きました。

777双の大谷明史(あきふみ)・よし子夫妻のお話です。


よし子さん
1970年10月に行われた七七七家庭のマッチングは
朝から始まり、私たちは午後の三番目に決まりました。

マッチングが全て終わり、二日後に
真の父母様がお見えになって、み言を語ってくださいました。

このとき、真の御父様はみ言の途中で突然、
「大谷、立て!その相対者も立つんだよ』とおっしやったのです。

真のお父様は、「この男は学者なんだよ。
学者はね、机さえあれば満足している。
しかし、この女は強いんだよ。
男の一人や二人は問題なく食べさせていく力が
あるんだよ」とおっしゃいました。

この七七七家庭の祝福で訪韓した期間に、
真のお父様に夫婦で七回立たされ、み言を受けました。
一生分のみ言を頂いたようなものです。


明史さん
私は統一教会に出会う前、りっぱな科学者に
なることを夢見て、大学院で学んでいました。

ですから、み言を聞いて教会の活動を始めるようになっても、
科学への志は捨てがたく、科学と宗教(大学と教会)の
二つの道を行く決意で歩んでいました。

三年間の学生部での歩みの中で、
「科学は確かに人類に豊かな生活を与えたけれども、
人類の幸福を実現することはできなかった。
今、重要なことは、これ以上の科学の進歩よりも、
人間の心に作用する悪(邪心)と闘って
真の幸福を実現することだ」と悟り、
全ての本や実験データを処分して
教会で献身的に歩むようになったのです。

真のお父様はそのような私の過去をご存じでした。
それで、お前は本と机だけあれば
満足しているような男だが、生命力に乏しい。
この女は雑草のようにたくましく、生命力がある」
とおっしやったのです。

また、「皆は、このふたりはとても合わない
と思うだろうが、先生はそうは思わない。
必ず良い夫婦になるだろう。

極と極が一つになれば、
その間にあるものは全て含まれる。
互いに足りないところは補い合いなさい」
と語ってくださいました。


よし子さん 
真のお父様は、「束大の博士課程修了者と
中卒の女性の極と極を合わせて、
そのふたりがどのように勝利していくか、
先生は見てるよ」とおっしやいましたね。

私は、「私は高卒なのに、どうして?」と思っていました。


明史さん 
何年後かに、妻が真のお父様に「私は高校を出ています」
と申し上げると、「そうか、そうか」と
言いながら聞いていらっしやいました。

ところが、その後も何回か、「束大の博士課程と
中学出の女を祝福したんだ」とおっしやったのです。


よし子さん 
それは、これの一つの摂理だからだと思います。

実は、韓国でも、男性が中学出で、女性が最高の教育を受けた
というカップルが既に二家庭くらいあったのですが、
それらの家庭は壊れたのです。

それで、私たちは三組目で、必ず勝利しなければなりませんでした。
摂理は本当に不思議なものです。

七七七家庭でも、真の御父様が「この家庭は兄妹だよ」と
言われるようなカップルもあります。
本当に兄妹のように心情が近く、
夫婦が一つになっているので、うらやましかったです。

私たちは真のお父様から
「三十年すれば、うまくいくよ」と言われたのです。

お父様の語られた三十年とは、
生涯を通して一つになりなさいということだと思います。

ですから私は地上生活だけを見てはいません。
霊界に行けばうまくいくだろうと思っているのです。
これが、私の中にある真の御父様の世界です。

今はやっと、お父様に「ありがとうございました」
と言えるようになりました。
それが何よりも宝です。
ここまでは本当にいばらの道でした。

「永遠」に責任を持たれるかた
大谷明史(あきふみ)・よし子

慕わしきわが主、わが父母
(真の父母様との思い出)
TODAY'S WORLD JAPAN 2015.9より


大谷先生は、生前、
千葉中央修錬所の21修において、
統一思想の講義を担当されました。
とてもわかりやすく話され、
また意外にも、ユーモアのある方だな、
そんな印象を受けました。

約2年前の、2019年4月18日に聖和されたのですが、
直前まで、重いがんを患っていることは
一切、誰にも話されませんでした。

「極と極の祝福」
お父様が「実験するから見ていなさい」
そのように語られて、マッチングをされた
大谷先生ご夫妻。
このあとの証しもお楽しみに。。。





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2021年02月22日

滑り込みアウトの花嫁たちにお父様は・・・ (祝福エピソード65 番外篇)



210222-Blessing6500.jpg
6500双の祝福


倉本正彦先生の講話を紹介します。
「祝福家庭を愛される真の父母様」
〜最後の1カップルまで精誠を込められる〜


式典の直前になり、“相手と出会えない”
“キャンセルがあった”と
駆け込んでくる者が数人いました。

それを真のお父様にご報告すると、
「すぐに集めなさい」と言われ、
改めて実体で組んでくださったのです。

お父様は、聖酒式、祝福式を主管される超多忙な中でも、
そのような人が出てくるたびに、
個人個人に丁寧に接して事情を聴きながら、
祝福式の直前までマッチングしてくださったのです。

いちばん最後にマッチングされたカップルは、
真の父母様が主礼の服装に着替えるため、
お部屋に入られたあとにやってきました。

お父様はドアを半開きにして顔だけのぞかせて、
その人に事情を聞かれたうえで組まれたのでした。

お父様は、神様が創造において完全投入されたように、
最後の1カップルまで精誠を込めてくださったのです。


また、祝福式の途中で会場に入ってきたカップルも少なくなく、
彼らは、果たして式が成立したのかどうか不安がっていました。

のちに、お父様にお尋ねしたところ、
お父様から「祝祷が終わる前に
式場に入っていればOKだ」とのお答えを頂きました。


全ての式典が終わったあと、私たちは外に出て、
真の父母様をお見送りしました。

お父様の車が動き出したとき、
数人の女性たちが歓声を上げて、
お父様のお車に駆け寄りました。
彼女たちは日本から来たのですが、
式典には間に合わなかったのです。

お父様が車を停めて降りられ、その女性たちに
「今、来たの?」とお聞きになりました。

「はい、今来ました」
「悪いね。もう式は終わってしまったよ。
どこの人と組まれたの?」

二言、三言、彼女たちと言葉を交わしたあと、
お父様は「これでおいしいものでも買って食べなさい」と、
ご自分の財布をお渡しになりました。
女性たちは飛び上がって感激していました。

お父様は寂しく悔しい思いをしていたであろう彼女たちに、
ある意味、式典に参加した人以上の、
「お父様との忘れられない出会い」をつくってくださったのです。

『祝福家庭』94号(2019年秋季号)

倉本正彦先生の講話
「祝福家庭を愛される真の父母様」
〜最後の1カップルまで精誠を込められる〜
(blessed lifeより)


滑り込みアウトの花嫁たちは、
式典に間に合わなかった、ということは、
6500双祝福を受けることが出来なかったわけです。

ここでのお父様との出会い、というものは、
天の計らいだったと思わされます。

おそらく、その後の3万双の祝福を
受けられたと思いますが、
当時は、いつ行われるか、わからなかった時代です。
胸痛い思いは、どれほどのものだったか・・・

わずか一瞬の出会いだったかも知れませんが、
財布を丸ごと渡されたお父様の姿に
心が癒されたに違いないと思います。

今回は、二つのエピソードを紹介しました。
どちらもお父様が祝福に対して、貴く思われる、
深い深い、親としての心情を感じます。
それは、神様も全く同じでしょう。

だからこそ私たちは、祝福の価値を再確認しつつ、
万民に分け与えていきたい、という、
父母の思いを共有していきたいと思うのです。







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