2020年07月31日

結婚はゴールではなくてスタートというけれど・・ 《祝福結婚をお勧めする理由》



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『愛を育て、幸せをつくる結婚
〜あなたにお勧めする祝福結婚』より
「ゴール? それともスタート?」を紹介します。


『愛を育て、幸せをつくる結婚』

  本書は、「そもそも結婚ってすべきものなの?」
  「結婚はしたいけれど、自信がない」という青年男女に向けて、
  まずは「祝福結婚っていいかも」
  と思ってもらえることを目指してまとめられています。

  20〜30代のかたがたに、家庭連合の結婚観について
  知っていただくきっかけにもなる書籍です。



「ゴールイン、おめでとう!」
結婚式でよく聞かれるお祝いの言葉です。

先ほどまで、結婚生活の喜びについて説明しましたが、
実際にはそのような幸せに憧れて結婚する人たちが
今もたくさんいます。

しかし、必ずしも皆がみな、うまくいくわけでは
ないのは、なぜでしょうか?

ここでもう一つ、物語を紹介しましょう。


あるところに一匹のメス猫がいました。
そこへ凜々(りり)しい青年が通りかかります。
「なんて素敵な方なのかしら」。
メス猫は一目ぼれしてしまいます。

「あの人と結婚したい」
その思いは日に日に強くなっていきました。

ある日、メス猫は女神様にお願いをします。
「私を美しい人間の娘に変えてください」
女神様の魔法で美しい娘に化けた猫は、ついに青年の心を射止め、
めでたく結婚にゴールインするのでした。

これは「花嫁になった猫」というイソップ物語の一つです。
めでたくゴールインとなりましたが、
ストーリーはここで終わりません。

幸福な結婚生活を始めたのはいいものの、
猫であった時の本性はまるで変わっていませんでした。

昼は一日中、寝たまま。
掃除をすれば、ほうきで遊びだし、
料理をお願いすると、生の魚をお皿に載せて持ってくるだけ。
しまいには、台所に現れたネズミを追いかけ回す始末です。

温和な青年もさすがに辟易(へきえき)し、
「あなたとは、やっぱりやっていけないよ」となるのです。


この話を聞けば、誰でも「そりゃ当然だ」と苦笑することでしょう。
しかし、結婚というものを考える上で、
この話は私たちに大切な教訓を与えてくれています。

誰もが「幸せになりたい」と思って結婚しますが、
この物語のようになってしまうケースも多いのではないでしょうか。
「結婚さえすれば幸せになれる」というわけではないのです。

そういう意味で、結婚はゴールというよりもスタートと言えます。
「結婚できて幸せ」ではなく、「結婚した後」にどうするかで、
幸せになるかどうかが決まるのです。
結婚後が本番だということです。

さらに言えば、「結婚後」に備えてあらかじめ何をするか、
つまり「結婚前の準備」が重要になるのです。

世界平和統一家庭連合 「結婚と家庭」研究チーム / 編
(光言社・刊『愛を育て、幸せをつくる結婚』より)
『愛を育て、幸せをつくる結婚』(4)
第二章「幸福な結婚」、その前に…
(1)ゴール? それともスタート?
(Blessed Lifeより)


「花嫁になった猫」。。。
なるほどー。

これは物語ではありますが、
結婚した猫の様子は、
人間の私たちにもありがちな姿だと思います。

私自身の人格、心情、
私なりの人生観で生きてきた人生。

しかし、夫婦となったなら、
昔と同じようにはなかなか生活できないでしょうし、
もし自分のスタイルを通せば
結婚自体が難しくなることでしょう。

相手に合わせることも
ストレスかもしれませんし、
実際、この猫のように本性が表れてしまうのも
家庭では仕方がないことかもしれません。

ただし、それは、その人の心持ち次第で
かなり変わります。
きっと気ままな独身時代の癖も、
直していけるのではないでしょうか。

結婚・夫婦・家庭というものが、
私たちを成長させてくれ、
そして、真の愛の神様に似ていくことができる。。。

「愛を育て、幸せをつくる」祝福結婚。
子どもの養育や、神氏族メシヤ活動など
共通の目的や、愛する対象があれば、
なお、助けになると思うのです。






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posted by ten1ko2 at 07:31 | Comment(0) | 祝福の価値 祝福の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

父母マッチング、親の願う相手が、理想の相対なのか?! 《倉本正彦先生》



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倉本先生の祝福の講話。
「祝福家庭を愛される真の父母様」
〜「理想の相対」とは?〜です。


理想の相対を得るのは何のためでしょうか?

一言で言えば、「真の愛を得るため」です。

「真の愛」をつくり出すことのできる相手が「理想相対」です。
性格の合う人、好きなタイプの人との間から、
果たして怨讐をも愛する真の愛が生まれるのでしょうか?

もしそうであるなら、そのような愛は
既に多くのカップルに見いだされていることでしょう。

堕落によって真の愛は破壊され、
永遠性のない「偽りの愛」となりました。
偽りの愛を否定し、転換しなければ、
真の愛に至る道はありません。

そのため、真の愛が生じる前に、
「愛の分別」という過程が不可欠になったのです。


父母たちは普通、性格の合う人、気に入った相手、
あるいは、外的に釣り合いの取れている相手を探そうとします。

しかし、その考えは従来の結婚観の延長であって、
真の父母様の観点とは相容れないのです。

祝福を受ければ、いつか自然に
真の愛が出てくるわけではありません。

二世は、ただ「祝福を受けるだけで良し」としないで、
「真の愛が生じるような祝福」を目指すべきです。
それが真の父母様が願われる祝福です。

それは、マッチングの在り方にかかっています。
 

神様が祝福してくださるカップルとは、
むしろ「合わないという立場を超え、
尽くし合って一つになったカップル」です。

“自分とは逆のタイプ”、あるいは“苦手なタイプ”を受け入れ、
投入して一つになっていくときに
非原理的な愛が分別され、永遠の真の愛が生まれます。

最初から気に入った者や、気が合う者同士というのは、“
飽きやすく、愛の終わりが早い”というのです。
合わないタイプというのは、
「似ていない面が多い」ということです。

そういう相手ほど“飽き”がこないし、
「お互いの欠点を補い合える」という利点もあります。

そのようなカップルからは、父母の欠点を補うような、
「より素晴らしい子女が誕生する可能性が高い」というのです。


最初から感じる愛は、やがて消えていきます。
残るのは、祝福後に2人でつくり出した愛です。

その愛が生じる度合いは、
相手に投入して新たに創造し、感化したぶんに
比例するというのです。

現在のマッチングでは、より優れた相手を探そうとしています。
しかし、相手が優れていると、
「投入して相手を再創造してあげたい」という思いよりは、
「相手に期待し、頼る気持ち」が強くなります。

相手を思いやる気持ちより相手に対する要求が強くなると、
そこには相互の成長や発展は期待できず、
真の夫婦愛は育ちにくいと言えるでしょう。

『祝福家庭』96号(2020年 春季号)
倉本正彦先生の講話
「祝福家庭を愛される真の父母様」
〜「理想の相対」とは?〜


今までは、私たちも含めて、
祝福のマッチングは真のお父様がしてくださいました。
しかし、今は、特に祝福二世たちにおいては、
父母マッチングが主流となっています。

形態が大きく変わりましたが、
祝福の価値そのものは全く変わっていません。
そういう意味では、父母の立場が、
より重要になってくると思います。

父母マッチングに対しては、
どれだけ、公的無視の心情で、
子供たちを見つめているか、
多少なりとも携わっている者として、
果たしてどうなのか・・・と思うところもあります。

自分自身はお父様に委ねてきたのに、
自分の子供に対しては、
そのように見つめるように、
どれだけ教育しているのか。。。
自分自身にも問うべき課題ですね。






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2020年06月14日

(証し)不眠不休でマッチング、祝福に投入されるお父様! 来日と機内でのエピソード 



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小山田先生の証しが
Blessed Lifeに紹介されていました。

1800双のマッチングで来日されたお父様。
帰りの飛行機でのエピソードまで。
超人的に精力的な歩みをされていた
在りし日の父の姿です。


1975年2月8日、ソウル(奨忠体育館)で
1800双国際合同祝福結婚式が挙行されました。
世界20か国から参加し、日本からは811双が参加しました。

この祝福式に先立ち、真の父母様は、
1月20日、1800双のマッチングのために、
この年初めて来日されました。

21日に東京(世田谷区)の八幡山ボウリング場(当時)に
候補者たちを集めてマッチングをしてくださり、
22日には韓国に帰国されたのです。

当時、私は会長代理として真の父母様に侍らせていただきました。
このときのようすについてお話しします。


1800双の祝福のために真のお父様は、来日直前まで
韓国でマッチングをされていました。
そして、日本でのマッチングのために、
20日の最終便の飛行機で羽田空港に到着されたのです。

そして、いったん渋谷区の旧松濤本部に来られたのですが、
夕食もほとんど取られないまま、すぐマッチング会場に向かわれました。

お父様が天の摂理をなさる時は、
食事も眠ることも忘れて投入なさいます。

このときも真のお父様は、会場で待っている候補者たちに向かって、
「祝福の意味」について一時間ほどみ言を語られました。

そのとき、おっしゃったのです。
「君たちに祝福を受ける資格はありません。
しかし、真の父母に会ったために、祝福してあげるのです」と。

マッチングが始まったのは午前零時でした。
そして夜を徹して約600組を成立させてくださったのです。

その後、真の父母様は、旧松濤本部に戻られましたが、
そこにもマッチングを待つ候補者たちがいました。
真の父母様は、お休みにもならず、
さらに百数十組のマッチングをされたのです。


このマッチングを通して、真の父母様の、
子女である私たちのために投入してくださる、
正に親としてのお姿を目の当たりにしました。

お父様は、“球体”であられる神様(天の父母様)に似て、
私たちも“球体”となれるよう、
いちばん近い相対を探してマッチングしていると語られます。

もちろん、マッチングを受けたからといって、
すぐに“球体”になれるのではありません。
2人が一体となるためには、
少なくとも2、3年はかかるということです。

相対と一体となることで、神様がそこに臨在なさるのです。


またマッチングの場は、“霊界が100パーセント開かれる”と言われます。
私は、マッチングをしていかれるお父様に侍りながら、
そのような場面にたくさん接することができました。

私たちが、組み合わせられた対象者たちに対応する際、
その組み合わせを間違えたりすると、すぐさま、
お父様は「それは違うよ」と言って正してくださいます。
常に完全な“球体”に近い人を合わせてくださるのです。


こうして真の父母様は、22日午後の便で韓国に向かわれました。

そのとき、父母様と一緒に帰国される予定の崔昌林(チェ・チャンニㇺ)先生が、
韓国への再入国の手続きをしていないことが分かりました。
そこで、久保木修己初代会長の指示で、
急きょ私が、真の父母様に同行することになったのです。

ソウルに向かう飛行機で、私は生まれて初めて、
お父様の席の隣に座りました。

お父様は席に着かれるとすぐに、
大きな鼾(いびき)をかいて眠ってしまわれたのです。
あたかも“天宙を貫く”ほどの大鼾でした。

そのお姿に女性の客室乗務員は、
「“社長様”はとてもお疲れのようですね」と驚いていました。
私は、「そうです。3日間、徹夜が続いていましたので」と答えました。

しばらくしてお父様は、ご自分の鼾の音に驚かれたように
「おおーっ」と言って目を覚まされました。
そして、ちょうど配られた機内食を、召し上がったのです。

『祝福家庭』92号(2019年 春季号)
小山田秀生先生の自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」
777双、1800双の祝福と「血統転換」
〜1800双のマッチングに不休で投入される〜
(Blessed Lifeより)


本当に貴重な証しをありがとうございました。

真のお父様が、50代の頃・・・
誰にも止めることのできない
情熱と信念の塊のような姿。

不眠不休で、この1800双の祝福も、
そして一つ一つの摂理を導いてくださったこと、
本当に考えられないくらい
すごいことであったと、あらためて思います。

人間わざではないことを、
神様と一つとなって
やり遂げ続けてくださった真の父母様に
心から感謝します。






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