真のお父様(文鮮明先生)が
日本語で語られたみ言を紹介します。
第1回目は、
『日本食口(シック)に期待すること』
大学留学以来、21年ぶりに、
真の父母として初めて来日されたときの
み言です。
☆
一、「神の目的と我々の目的」
1965年1月28日
本部教会(東京都渋谷区南平台)
日本食口(シック)に期待すること
1965年1月28日
本部教会(東京都渋谷区南平台)
日本食口(シック)に期待すること
今日、羽田からずっと入って来て、
21年前の状況を考えると、
道路もズーッと眺(なが)めて来た時、
随分車が増えているということを感じたんですね。
この日本文化はどこへ行くか。
日本国民の今の精神状態は、どこにとどまっておるか。
日本海の表面に光る光のように、
外的美を飾りつけておる。
しかしその内的におきましては、
いかなることが起こって来るでしょう。
その文明に比例した悲惨なる罪悪がそこに潜んでいる。
文明国民になればなるほど、責任が大きい。
☆
だから君たちは勇気を出して。
日本は今までアジアの盟主として
考えているかも知れないんだけれど、
信仰におきましても、
天宙復帰のその理想実現におきましても、
そういう心を持ってくれるのを先生は期待する。
「先生は韓国にだけ」、そういう観念は無い。
先生は、世界的、歴史的だ。
日本の着物ぐらいは着ることができるよ。
着物が来れば、両手でもって正装することができる。
日本のすべての作法までは良くわかりませんが、
もしも君たちが夕食でも出してくれれば、
何の挨拶(あいさつ)もせずに隅から隅まで、
両手でもって頭をこうして日本式で食べる。
☆
「先生は、こういう先生であるとは考えませんでした」。
神は栄光の座に立っているのではなく、
地獄に行っている。
クリスチャンは誰も想像すらできません。
何のことかわかりますか。
私は高い所は願っていない。
高い所よりも低い所に多くの人類が住んでいる。
だから先生は平民主義である。
また個人主義じゃない。
上流主義じゃない。
中間の万民主義である。
わかりますか。
だからあまり緊張しなくてもよろしい。
☆
天宙復帰のこの問題を解決するには、
数多くの淵(ふち)が我々の周囲に広がっている。
これをいかにして埋めるか。
先生は寝ても起きてもこればかり心配している。
それを思う時、我には韓国にもない、
日本にもない、アメリカにもない、
地上の何ものもない。
ただこれを成し得る、これだけが
貴いんだということを考えている。
☆
だからそういう意味では、
ようこそ統一教会に入って来ましたね。
今までさんざん苦労してきたのに、
また大先生という方が来られて、
「まだまだ苦労が足らない。
十字架を背負えと。
ああ、つらい、つらい」。
しかし、どうせ行かなければならない。
君たちが行かなければ先生が行く。
君たちの時代にこれを責任持たなければ、
先生の子孫におきましてもやらなければならない。
だから先生がもしもこういう願いを果たし得ずして
この地上を発つという立場に立ったら、
どういう遺言(ゆいごん)を残して行くか。
ゲッセマネの園におきまして、
イエス様が神様に訴えた言葉は、
「このつらき杯(さかずき)をできるならば取り去り給え。
しかし我の願う通りにせずして、神の声の通りにさせ給え」。
その心情の留まる所は十字架の道である。
☆
先生は統一教会の食口たちに、
こういうことは言いたくない。
私はどちらかと言えば、苦労を避けさせたい。
しかしこの世界は神の願う世界じゃないから、
その苦労ということは生涯の最後まで残るのである。
日本には打開しなければならない多くの問題があるでしょう。
それは経済の問題ではない、政治の問題でもない。
それは問題ではない。
日本と目的の世界は、隔(へだ)たっている。
この一億を率いてこの地上に走る
機関車になるその人が必要である。
普通の車輌に乗っている人たちは眠っても、
その機関手たちは眠ることはできない。
普通の人のように座って外景を観賞することはできない。
軌道を研究して、軌道を注視しなければならない。
夜でも昼でも注視しながら目的地に向かって
時間を合わせて進む。
それは君たちの目的である。
その一億の日本と天国、我々の理想、目的の世界、
その間にあるその淵を他の民族の力を借りずして、
自分たちの、君たちの力でもって
これを埋めてくれることを切に念願しております。
先生の今日の話は、これを理解し決意してくれれば、
これ以上話すことはありません。
これで終わりにしましょう。
日本歴史編纂委員会/編
(光言社・刊『文鮮明先生の日本語による 御言集 1』
〈2015年2月12日第2版発行〉より)
スマホで立ち読み Vol.31
『文鮮明先生の日本語による御言集 1』17
Blessed Lifeより
(光言社・刊『文鮮明先生の日本語による 御言集 1』
〈2015年2月12日第2版発行〉より)
スマホで立ち読み Vol.31
『文鮮明先生の日本語による御言集 1』17
Blessed Lifeより
☆
再編集 文責:ten1ko2
この内容を読んで、
「彼は反日思想を持った人物だ」
と決めつけることはできないでしょう。
むしろ、日本を愛しておられるが故の、
み言である、と思うのが妥当かと思います。
お父様は霊界におられ、
日本をどれだけ愛し、心配しておられるでしょうか。
天心苑特別巡回講師が先日このように言われていました。
『お父様から協助を受けるには、不足なものがある。
それは地上の精誠です。』
やはり、簡単には協助を受けることができないのですね。
天心苑徹夜祈祷を中心に精誠を捧げつつ、
お父様から協助を受けることができるように、
取り組まないといけないんだ。
そのことをつくづく感じるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
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