2023年06月09日

事故で片目を失っても、加害者を訴えなかったのは… 《橘先生》



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橘先生の「続・夫婦愛を育む」
今回は、『弱きを助ける』です。


さまざまな問題行動を起こす青少年に対応し、
彼らを取り締まるのではなく、立ち直りを支援する
“少年育成指導官”という警察職員が存在することを、
NHK『プロフェッショナル』(2023年5月9日放送)を見て
初めて知りました。

そこで紹介された堀井智帆さんは、
とても警察の人とは思えない外見で、
子供たちの中にぐいぐい入っていきます。

ヤンキーたちから「先生」と呼ばれ、
“悪ガキどものお母さん”といった存在。

その信念や奮闘ぶりに感銘を受けたのは
もちろんですが、何より私の心に残ったのは、
彼女の生きざまの原点とも言える、父親でした。


彼女のお父さんは彼女が中学生の時、
交通事故で左目を失明してしまいます。

事故の加害者は、まだ幼い子供を3人抱えて
多額の賠償金を背負い、途方に暮れていました。

そんな彼にお父さんは、
「自分は片目を失ってもまだ働ける。
(あなたには)小さい子供が3人いて
お金かかるんだから。賠償金は1円もいらない」
と言ったのです。

衝撃でした。
片目を失うとは大変なハンディです。
自身の子供もまだ中学生。
それでも、加害者の状況を思って
一銭も受け取りませんでした。


「そんな父や母から、弱い立場の人を
助けなきゃいけない、という
メッセージをもらって自分は育った」と智帆さん。

「父や母から」ということは、父親の判断を、
母親も受け入れたのでしょう。

ならばこそ、そんな両親から愛情を受けて育った
娘(智帆さん)も自然と受け入れている…!

一見普通の家族のようで、
天から見たら、すごい家族だと思います。

自分をその立場に置いてみても
(被害者本人、その家族いずれの立場でも)、
同様にできる自信はありません。

百歩譲って、形をまねしても
心がすっきりついていくでしょうか。


話は変わりますが、先月来
スーダンの内戦が報じられています。

この冬にスーダンの青年を主人公とした
物語を読んでいた分、気になります。

その本には、村を焼かれ家族を殺され、
何日も飲まず食わずで歩き続けて
ようやく難民キャンプにたどり着いた
女子供たちの様子が描かれていました。

強く印象に残ったのが、難民キャンプで働く
先進国の人たちの姿です。

彼らは何不自由ない生活を離れ、
一歩間違えば自分にも危害が及びかねない
劣悪な環境に身を置き、
終わりの見えない支援活動に励んでいます。

増え続ける難民の一人一人に
丁寧に対応している精神力は
並大抵のものではありません。

余った中から分け与えるのではなく、
身を削って与える人々。

 
20代の時、所属していた部署の先輩が、
おしゃれな上下の服をポンと
私にくれたことがありました。

知り合って日も浅い時のこと。
本当にびっくりしました。
物が決して豊かではなかった
時代だからこそ、忘れられません。

真の愛、無償の愛など、
言葉は知って久しい私ですが、
実体では到底及ばないと感じる人がたくさんいます。

わずかずつでも、そんな人たちに
倣っていきたいと思っています。
まずは自分の足元から。

続・夫婦愛を育む 6
弱きを助ける
ナビゲーター:橘 幸世
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19829
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


片目を失った堀井さんの
お父さんの態度、素晴らしいですね。。。

橘先生も書かれていますが、
自分も同じ立場であったら、
同じ対応が取れるだろうか、
自問自答させられます。。。

他に証しにある人たちも
同様だと思います。

私たちは、原理を知り、真の父母様を知りました。
しかし、知っただけで、
「真の愛の人」ではないのです。
人格においては、まだまだ未熟者です。

本当に真の愛を持った者たちであれば、
今のようなバッシングは、もしかしたら
受けていなかったかもしれません。

私の良心に負債なき歩み、
まさにクリスタルのように清く純粋な心情で
実践していく者になりたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 07:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月03日

監督は神?! WBC勝利の秘訣「信じて、任せて」+「感謝する」 《橘先生》



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橘先生の「続・夫婦愛を育む 」
今回は、『信じて、任せて、感謝する』を紹介します。


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)における
侍ジャパンの活躍に日本中が熱狂しました。
もちろん私もその一人。

メディアなどで大きく熱く広く細かく
取り上げられてきましたので、いまさら
私が何を言っても二番煎じでしょう。

それを承知であえて、心に残った一点を
書かせていただきたいと思います。


栗山英樹監督の指導方法「信じて、任せる」は、
話題の一つでした。

大会中は特に気に留めませんでしたが、
大会後コーチの一人が同監督の選手への接し方について、
「信じて、任せて、感謝する」と
まとめていたのがとても印象に残りました。


「信じて、任せる」ことの大切さはよくいわれます。
信じて任せなければ、相手の主体性は育たず、
自立できません。

頭ではそれが分かるので、私も心がけていますが、
「信じきる」「任せきる」ことの難しさを
実感することがままあります。

つい心配が前に出るのです。
信じようと思っても、安心したくて
確認したくなりますし、任せようと思っても、
つい口出し手出ししたくなります。

その都度、自分にブレーキをかけるよう努めてはいますが…。


栗山監督は、選手を信じて任せた結果が
好ましくなかった場合でも、
その選手を責めることは決してしないそうです。

任せたら、その結果まで自分が責任を持つ。
たやすいことではありません。

今回、準決勝9回の逆転のチャンス、
不振続きの村上宗隆選手に任せきったのは
典型的なシーンでしょう。

このまま村上選手に打たせて大丈夫か、
と思った視聴者は私だけではないと思います。
もし彼が凡退し、日本が敗退した場合、
責任を問われるのは監督です。

結果によってはバッシングも覚悟しながら、
任せきりました。

良い結果を出せば、栄光は選手のものです。

「信じて任せる」だけでも簡単ではないのに、
そこに、「感謝する」が付いていたのに深い感銘を受けました。

信じて、任せて、結果を出した選手をたたえ、感謝する。
リーダーの首(こうべ)が垂れているのです。


栗山監督について、「サーバント・リーダーシップ」を
採用しているように見える、との記事を見つけました。

サーバント、すなわち僕(しもべ)です。
リーダーが、指導する対象の成長や利益のために奉仕し、
目標に向かって主体的な行動を促していく、
支援型リーダーシップだそうです。

これを読んで、真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)が言われた
「父母の心情、僕の体」を思い出しました。

昨今、スポーツ界で指導の在り方に
さまざまな議論がありますが、
そこに少なからぬ影響を与えることになるかもしれません。


とはいえ、こういうリーダーが望ましい、
と言うのは簡単ですが、
誰もがすぐになれるわけではありません。

いざ自分がそのように実践しようと思ったら、
器を幾重にも大きく大きくしていかなければならないでしょう。

リーダーの立場にある・ないにかかわらず、
誰かに何かを任せるときや、
身近な人たちと接するとき、
このフレーズを心に留めておきたいと思います。

続・夫婦愛を育む 2
信じて、任せて、感謝する
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


先月開催されたWBC、視聴して、感動された方も
多かったのではないでしょうか。。。

準決勝戦は、祝日だったこともあり、
私も観戦しましたが、
村上宗隆のサヨナラタイムリーには、
本当に興奮しました。

優勝の背後には、
栗山監督の存在の大きさがあったことは
感じていましたが、
なるほど、「信じて、任せて、感謝する」
この実践をされていたのですね。

監督の立場というのは、
子供が自分の責任を果たせるように
すべてを見守っていく
家庭における親(父母)の立場、
天の父母である神様の立場ともいえます。

「父母の心情、僕の体」
「信じて、任せて、感謝する」
頭に叩き込んでいきたいと思います。




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2023年03月13日

「負けたらお前のせい」と言われて ネガティブ夫だった(元)世界チャンピオン 《夫婦愛を育む*橘先生》



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橘幸世先生の「夫婦愛を育む」
不定期で再開されています。

今回は、『ネガティブ夫が責めてきたら』
を紹介いたします。



ボクシングにはほぼ興味がなく、
録画したきりだったNHK「逆転人生〜全米熱狂!
夫婦でつかんだ逆転KO」(初回放送日:2020年10月12日放送)

今年に入り、ようやく視聴しました。
「早く見ればよかった」と後悔しています。

2011年、ラスベガスでジェームズ・カークランド対
石田順裕(のぶひろ)の試合が行われました。

カークランドはそれまで27戦全勝24KO。
マイク・タイソンの再来とも。

度重なる強盗・暴行事件で2年刑務所にいた後、
出所したカークランドが世界王者への
階段を上るためのかませ犬(引き立て役)
として選ばれたのが、石田選手でした。

オッズ(勝算)は17対1。
下手すれば殺されるとさえいわれていました。


そんな危険な相手に挑む石田選手は、
対照的に根っからのネガティブ人間。

工場で働きながらボクシングを続ける35歳、
引退の瀬戸際にありました。

試合前、緊張から体の震えが止まらず
ほぼパニック状態に。

そんな彼から妻に放たれた言葉は、
「この試合、おまえがやれ言うたんやからな。
負けたら、全部おまえのせいやからな」。

理不尽で情けない夫の言葉、
皆さんだったらどう反応しますか。

もちろん妻がその試合を
セッティングしたわけではありません。

妻の麻衣さんは、「なら、勝ったら
全部私のおかげやな」と答えます。

その一言で冷静になれた石田選手は
大番狂わせをやってのけます。
彼は一躍ヒーローになりました。


高校で全国大会優勝。大学で国体2位。

周りは当然プロになると思っていましたが、
ネガティブ人間の彼は、
プロになっても食べていけないと、
卒業後は児童福祉施設の職員になります。

施設の子供たちに時々ボクシングを教えていたところ、
その子供たちから背中を押されてプロに。

夢を持つ、一生懸命になれることを持つ
大切さを子供たちに教えられたら、
その姿を見せられたらと、プロボクサーとして励みます。
が、パンチ力が弱く、プロとしては苦戦続き。

昼は工場、夜はジムでトレーニング、
しんどくて「もうやめたい」が口癖でした。
 
「もうやめようかな」と愚痴ると、
臨床心理士でスクールカウンセラーの妻は、
「好きにしたら」と返します。

「ボクシング嫌いになったの?」
「いや、嫌いになってない」
「続ける? やめる?」
「続けます」

やめたら夫は将来絶対後悔する、
「やっといたらよかった」と愚痴るのが、
彼女には目に見えていたのです。

夫が「やりきった」と思えるところまで
行ってからやめてほしいと思っていました。

夫がぐちぐちする情けない姿を見たら、
多くの妻はどう感じるでしょうか。

イライラしてきつい一言をぶつける女性も
少なくないかもしれません。
しかも、それが日常だったら。

こんな対応をできる麻衣さんは、
職業柄とはいえ、見事としか言いようがありません。

夫がぶつけてくる負の感情を、いい意味で
真正面から受けずに(それにのみ込まれることなく)、
ちょっと引いて、距離を置いて見る。

とても大切なことだと思います。

石田選手は、ラスベガス後、世界中のトップ選手と対戦。
完全燃焼の末、40歳で引退し、
現在は夫婦でボクシングジムを運営しています。

子供たちの手本になりたいという夫の思いと、
夫の本心に働きかけ続けた妻が、
一緒に成し遂げた偉業でした。

続・夫婦愛を育む 1
ネガティブ夫が責めてきたら

ナビゲーター:橘 幸世
わかりやすく読んでいただくため、
段落や節の区切りを再編集しています。
文責:ten1ko2


否定的な言葉に対して、
切り返す言葉は本当に難しいな、と思います。

このボクサーの奥さんは、
あえて否定的な言葉で切り返されました。

その時に、ボクサーは
自分に返ってきた言葉を受け止めて
冷静に自分を見つめ、
見事に実践し、勝利していきました。

気持ちの切り替え、というのは、
本当に紙一重ですよね。。。

その人を愛するがゆえに、
本心に切り込んでいく。。。
愛の言葉を投げかけられる
言葉の達人を目指さなければ、と思うのです。




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