橘幸世さんのエッセー
「続・夫婦愛を育む」より、
今日は、夫婦のお話ではなく、
孫を待ちわびていたお母さん(お祖母ちゃん)
の心温まる証しです。
☆
先日、Yさんが最近味わった心情を話してくれました。
Yさんの娘さん夫婦に待望の第一子が誕生しました。
結婚から5年がたってのことでした。
今のご時世、「子供はまだか?」といった
類いの言葉は発せず(子供たちもいい大人です)、
遠方で暮らす娘さんからの吉報をひたすら待ったYさん。
その間、夫婦いずれにも妊娠に問題はない
との診断を受けました。
安堵(あんど)したものの、吉報はなかなか届きません。
こればかりは天の御心(みこころ)、
何年も待った人たちもいる、と自分に言ってきたそうです。
晴れて妊娠の知らせを聞いた時は、胸躍らせましたが、
まだ実感は今一つ湧きません(言葉にこそしなかったものの、
本当に自分たちにもその喜びが訪れるのだろうか、
と内心思うこともあったそうです)。
時がたつのを指折り数えて、いよいよ出産間近の一報に、
ろうそくをともし、祈祷を始めました。
☆
口から出た言葉は「待って、…待って、…待って…」。
それに続く(この日を迎えました)という言葉が出る前に、
それまでの黙して待ち続けた日々が
思い起こされて、熱い涙がこぼれたそうです。
その涙は単なるうれし涙ではありませんでした。
この瞬間を迎える感謝と感動を超えて、
別の思いが降りてきました。
自分はたった数年待つのも長く感じたのに、
失われた子女、人類が帰るのを
気の遠くなるような歳月待ち続けた神様。
どれほどの切ない心情を、たったお一人で
かかえてこられたのか(自分には共に待つ夫がいた)、
真の父母が地上に誕生した時、
どれほどの感動と喜びの涙を流されたのか、
…神様のことが思われて胸が詰まり
熱い涙がポロポロとこぼれました。
☆
娘が結婚してすぐに子供を授かっていれば、
神様とのこんな心情的出会いはなかったかもしれない、
とYさんはしみじみ言いました。
待つことも、過ぎてみれば神様の恵みだったんですね、
神様から宝物を一度に二つ頂きました、と。
宝物を二つ。
一つはもちろん、新しい命です。
もう一つYさんが宝物と呼んだのは、
神様の心情に触れたことです。
家庭人としては孫の誕生に歓喜し、
信仰者としては天の心情に触れたことに感動しました。
私たちは導きを感じた時も夢で天に接した時も感動しますが、
神様、あるいは真の父母様の心情に触れた時が、
最もその存在を身近に感じ、癒やされ、
力を頂くのではないでしょうか。
何よりも忘れ難い、自分と神様だけの出会い
――信仰者にとっての宝物、
たくさん集められますように。
続・夫婦愛を育む 11 宝物二つ
ナビゲーター:橘 幸世
Blessed Life
ナビゲーター:橘 幸世
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☆
再編集 文責:ten1ko2
新しい命が生まれるということ。。。
これ以上に嬉しく、幸せな瞬間はないと思います。
また我が子以上に、
孫が生まれるというのは、
本当に感慨深いものがあるでしょう。
(我が家はこれからですが・・・)
私が感動する背後に
神様もともに喜んでおられるのだ。。。
そのことを常に意識しないといけないな、
改めて感じるのです。
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