2024年08月27日

悩めるカップルたちへ 夫婦愛のカリスマ?!人気講師がシェアする「魔法の法則」 《橘先生》



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Blessed Lifeに
橘先生のエッセーが紹介されていました。
『夫婦愛を育む魔法の法則』より
「はじめに」を紹介します。


20代の独身時代、教会で
既婚の婦人たちと関わる機会がありました。

み言(ことば)に出合ったのが先とはいえ、
女子高・女子大を経てすぐに教会に来た私は、
婦人たちの内外の事情に対して、今思えばあまりに無知でした。

ある時、一人の先輩が『トータル・ウーマン』
(マラベル・モーガン著)という本を薦めてくださいました。

とても新鮮で、多くの知恵が与えられ、
自身にとっても、婦人たちとの関わりにおいても、
大変役立ったのを覚えています。

その後も、夫婦関係や親子関係などに関する
いろいろな知恵に出合うたびに取り入れていきました。

やがて自身も結婚生活を始めてみると、
かつて婦人たちの様々な事情を
十分に理解してあげられなかったことに、
申し訳ない思いが湧いてきました。


そのうち、なぜか教会の兄弟姉妹が夫婦関係について、
私に相談してくるようになりました。

ヨーロッパにいた時には、夫婦で話し合いたいから
間に入ってほしい、と呼ばれることが何度かありました。

夫婦どちらも信仰的で、より良い関係を築きたいと
願っているのにうまくいかず、ストレスが溜(た)まる……、
そんなカップルたちでした。

何とか力になりたいと思いながらも、
自分とは事情が違うので、こうしたらいい、
という具体的なアドバイスができず、
もどかしい思いをしました。

 
そんな時、イギリスの姉妹が『新・良妻賢母のすすめ』(ヘレン・アンデリン著)
という本に基づいた講座をして、
とても良い結果が出ていることを聞きました。

早速その本を取り寄せてみると、原理原則に則(のっと)った、
具体的アドバイスが書いてあり、夢中で読みました。


その本にある、幸福な夫婦関係を築くための
愛の基本原則を箇条書きしたものを友人に送ると、
彼女は「これが私のバイブルよ」と言って、
ご主人との関係に役立てていました。

また、別の友人は、愚痴を聞いてあげた後に、
本のさわりを話しただけで、
「あ〜、とっても楽になったわ〜」という反応をしてきました。

自分で講座を始めてみると、
その劇的結果に驚きの連続でした。

時には失敗しながらも、自らも原則を実践し、
また多くの方に紹介する中で、学びと確信を深めていきました。

 
客観的に見れば、修復するのは到底無理だろう、
と思えるような事情の中にあっても、
「学んだ内容を実践してみる」、と
当人が心を定めると、たくさんの奇跡が起きました。

関係を修復するという次元を超えて、
それまで味わったことのない愛と喜びの関係に至ったのです。

 
さらに、夫婦愛がよみがえると、やがて
子供たちの心の傷が癒やされ、親子関係も回復しました。

様々な事情の方が学びに来られるので、
参加者たちの質問に対応できるよう、
専門的な内容も含めて、心理学や
夫婦問題関連の学びを重ねていきました。


そんな中、分かったことは、良書と言われている本は
どれも、切り口こそ違え、同じことを言っている、
ということでした。
原則は一緒だということです。

アメリカのある研究者は、
あまたある夫婦関係本の原点は
『新・良妻賢母のすすめ』だと、論文で書いています。


また、大知(おおとも)勇治先生の
『氏族伝道の心理学』(光言社)を読んで、
「創造本性の授受作用」という言葉にスパークしました。

その視点で原則を見てみると、それらは全て
男女の違いを踏まえた上での、
互いの創造本性を啓発するものでした。

講座で、その点を明確にしてお話しすると、
単なるハウツーものではなく、
生き方にまで通じるものに発展していき、
学んだ方々もより希望を持って実践に臨めるようになりました。

神様の創造理想を家庭に実現する上で、
男性と女性の本性的違いを正しく知って、
相対間で適切な働きかけをしていくことがとても大切です。

(本書が)夫婦が愛と美を交わしつつ、喜びの中で共に成長する、
そんな家庭を築いていかれる一助となれば幸いです。

橘 幸世・著(光言社・刊『夫婦愛を育む魔法の法則』
〈2017年8月25日初版第2刷発行〉より)
季刊誌『祝福家庭』に連載された内容に加筆、修正

スマホで立ち読み Vol.33
『夫婦愛を育む魔法の法則』1
(Blessed Lifeより)
一部割愛しています
再編集 文責:ten1ko2


手前味噌での話ですが。。
先日25日は、3万双32周年でした。

私は、大役事の準備などで、忙しく
前日になって、「そういえば、明日か・・・」
と思いだしたくらいでした。

ところが子供たちがちゃんと準備をしてくれていて、
お寿司とケーキをいただきました。

お祝いをしてもらったあと、
娘が一言、「これからも仲良くしてね。。。」と。

子供は両親が仲睦まじいことを
何よりも願っているのだな、と切実に思わされました。

この「夫婦愛を育む魔法の法則」で
『魔法』を授かっていきたいと思います。



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posted by ten1ko2 at 13:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月09日

事故で片目を失っても、加害者を訴えなかったのは… 《橘先生》



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橘先生の「続・夫婦愛を育む」
今回は、『弱きを助ける』です。


さまざまな問題行動を起こす青少年に対応し、
彼らを取り締まるのではなく、立ち直りを支援する
“少年育成指導官”という警察職員が存在することを、
NHK『プロフェッショナル』(2023年5月9日放送)を見て
初めて知りました。

そこで紹介された堀井智帆さんは、
とても警察の人とは思えない外見で、
子供たちの中にぐいぐい入っていきます。

ヤンキーたちから「先生」と呼ばれ、
“悪ガキどものお母さん”といった存在。

その信念や奮闘ぶりに感銘を受けたのは
もちろんですが、何より私の心に残ったのは、
彼女の生きざまの原点とも言える、父親でした。


彼女のお父さんは彼女が中学生の時、
交通事故で左目を失明してしまいます。

事故の加害者は、まだ幼い子供を3人抱えて
多額の賠償金を背負い、途方に暮れていました。

そんな彼にお父さんは、
「自分は片目を失ってもまだ働ける。
(あなたには)小さい子供が3人いて
お金かかるんだから。賠償金は1円もいらない」
と言ったのです。

衝撃でした。
片目を失うとは大変なハンディです。
自身の子供もまだ中学生。
それでも、加害者の状況を思って
一銭も受け取りませんでした。


「そんな父や母から、弱い立場の人を
助けなきゃいけない、という
メッセージをもらって自分は育った」と智帆さん。

「父や母から」ということは、父親の判断を、
母親も受け入れたのでしょう。

ならばこそ、そんな両親から愛情を受けて育った
娘(智帆さん)も自然と受け入れている…!

一見普通の家族のようで、
天から見たら、すごい家族だと思います。

自分をその立場に置いてみても
(被害者本人、その家族いずれの立場でも)、
同様にできる自信はありません。

百歩譲って、形をまねしても
心がすっきりついていくでしょうか。


話は変わりますが、先月来
スーダンの内戦が報じられています。

この冬にスーダンの青年を主人公とした
物語を読んでいた分、気になります。

その本には、村を焼かれ家族を殺され、
何日も飲まず食わずで歩き続けて
ようやく難民キャンプにたどり着いた
女子供たちの様子が描かれていました。

強く印象に残ったのが、難民キャンプで働く
先進国の人たちの姿です。

彼らは何不自由ない生活を離れ、
一歩間違えば自分にも危害が及びかねない
劣悪な環境に身を置き、
終わりの見えない支援活動に励んでいます。

増え続ける難民の一人一人に
丁寧に対応している精神力は
並大抵のものではありません。

余った中から分け与えるのではなく、
身を削って与える人々。

 
20代の時、所属していた部署の先輩が、
おしゃれな上下の服をポンと
私にくれたことがありました。

知り合って日も浅い時のこと。
本当にびっくりしました。
物が決して豊かではなかった
時代だからこそ、忘れられません。

真の愛、無償の愛など、
言葉は知って久しい私ですが、
実体では到底及ばないと感じる人がたくさんいます。

わずかずつでも、そんな人たちに
倣っていきたいと思っています。
まずは自分の足元から。

続・夫婦愛を育む 6
弱きを助ける
ナビゲーター:橘 幸世
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19829
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


片目を失った堀井さんの
お父さんの態度、素晴らしいですね。。。

橘先生も書かれていますが、
自分も同じ立場であったら、
同じ対応が取れるだろうか、
自問自答させられます。。。

他に証しにある人たちも
同様だと思います。

私たちは、原理を知り、真の父母様を知りました。
しかし、知っただけで、
「真の愛の人」ではないのです。
人格においては、まだまだ未熟者です。

本当に真の愛を持った者たちであれば、
今のようなバッシングは、もしかしたら
受けていなかったかもしれません。

私の良心に負債なき歩み、
まさにクリスタルのように清く純粋な心情で
実践していく者になりたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 07:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月03日

監督は神?! WBC勝利の秘訣「信じて、任せて」+「感謝する」 《橘先生》



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橘先生の「続・夫婦愛を育む 」
今回は、『信じて、任せて、感謝する』を紹介します。


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)における
侍ジャパンの活躍に日本中が熱狂しました。
もちろん私もその一人。

メディアなどで大きく熱く広く細かく
取り上げられてきましたので、いまさら
私が何を言っても二番煎じでしょう。

それを承知であえて、心に残った一点を
書かせていただきたいと思います。


栗山英樹監督の指導方法「信じて、任せる」は、
話題の一つでした。

大会中は特に気に留めませんでしたが、
大会後コーチの一人が同監督の選手への接し方について、
「信じて、任せて、感謝する」と
まとめていたのがとても印象に残りました。


「信じて、任せる」ことの大切さはよくいわれます。
信じて任せなければ、相手の主体性は育たず、
自立できません。

頭ではそれが分かるので、私も心がけていますが、
「信じきる」「任せきる」ことの難しさを
実感することがままあります。

つい心配が前に出るのです。
信じようと思っても、安心したくて
確認したくなりますし、任せようと思っても、
つい口出し手出ししたくなります。

その都度、自分にブレーキをかけるよう努めてはいますが…。


栗山監督は、選手を信じて任せた結果が
好ましくなかった場合でも、
その選手を責めることは決してしないそうです。

任せたら、その結果まで自分が責任を持つ。
たやすいことではありません。

今回、準決勝9回の逆転のチャンス、
不振続きの村上宗隆選手に任せきったのは
典型的なシーンでしょう。

このまま村上選手に打たせて大丈夫か、
と思った視聴者は私だけではないと思います。
もし彼が凡退し、日本が敗退した場合、
責任を問われるのは監督です。

結果によってはバッシングも覚悟しながら、
任せきりました。

良い結果を出せば、栄光は選手のものです。

「信じて任せる」だけでも簡単ではないのに、
そこに、「感謝する」が付いていたのに深い感銘を受けました。

信じて、任せて、結果を出した選手をたたえ、感謝する。
リーダーの首(こうべ)が垂れているのです。


栗山監督について、「サーバント・リーダーシップ」を
採用しているように見える、との記事を見つけました。

サーバント、すなわち僕(しもべ)です。
リーダーが、指導する対象の成長や利益のために奉仕し、
目標に向かって主体的な行動を促していく、
支援型リーダーシップだそうです。

これを読んで、真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)が言われた
「父母の心情、僕の体」を思い出しました。

昨今、スポーツ界で指導の在り方に
さまざまな議論がありますが、
そこに少なからぬ影響を与えることになるかもしれません。


とはいえ、こういうリーダーが望ましい、
と言うのは簡単ですが、
誰もがすぐになれるわけではありません。

いざ自分がそのように実践しようと思ったら、
器を幾重にも大きく大きくしていかなければならないでしょう。

リーダーの立場にある・ないにかかわらず、
誰かに何かを任せるときや、
身近な人たちと接するとき、
このフレーズを心に留めておきたいと思います。

続・夫婦愛を育む 2
信じて、任せて、感謝する
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


先月開催されたWBC、視聴して、感動された方も
多かったのではないでしょうか。。。

準決勝戦は、祝日だったこともあり、
私も観戦しましたが、
村上宗隆のサヨナラタイムリーには、
本当に興奮しました。

優勝の背後には、
栗山監督の存在の大きさがあったことは
感じていましたが、
なるほど、「信じて、任せて、感謝する」
この実践をされていたのですね。

監督の立場というのは、
子供が自分の責任を果たせるように
すべてを見守っていく
家庭における親(父母)の立場、
天の父母である神様の立場ともいえます。

「父母の心情、僕の体」
「信じて、任せて、感謝する」
頭に叩き込んでいきたいと思います。




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posted by ten1ko2 at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする