久しぶりに、自叙伝書写講師、
浅川勇男先生のお話を紹介します。
☆
小腸がんで入院した余命少ない病床の妻に、
「家に帰ったら何がしたい」と夫が聞いた。
夫は、妻の口から出た言葉をノートに書き留めた。
「神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください」
「一日目には台所に立って料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ」
「二日目には趣味の手作り、作りかけの手織りマフラー
ミシンを踏んでバックやポーチ心残りがないほどいっぱい作る」
「三日目にはお片付け
私の好きな古布や赤絹どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね」
「四日目は愛犬を連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園、手つなぎ歩く」
「五日目には、子供や孫の誕生日会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ」
「六日目には友達と集まって
憧れの女子会をしましょう
お酒もすこし飲みましょか
そしてカラオケで十八番を歌うの」
「七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょう
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長いお話しましょう」
2019年1月、最愛の妻が他界した後で、夫は
「妻が願った最期の『七日間』」の題で新聞に投書し、
多くの人たちに感動を与えた。
妻の愛用の手帳には
「病気はみんな私が背負うから、
健康で長生きするのよ」と書いてあった。
☆
愛し合っていても、必ず別れが訪れる夫婦とは何だろう。
夫にとって妻とは、妻にとって夫とは何なのだろうか。
「平和を愛する世界人として」の著者・
文鮮明氏は、言われている。
「夫は父の代身であり兄の代身なので、
血のつながった父を捨てることができず、
また兄を捨てることができないように、
夫を捨てることはできないのです。
妻もやはり同じです」(自叙伝232P)
妻にとって、夫とは、父であり、
兄であり、息子であると意義づけている。
妻は、夫を父のように慕って甘え、
兄弟のように頼り、息子のように愛する。
「最期の7日間」の詩には、そんな妻の愛が込められている。
夫にとっても妻は、母であり、姉妹あり、娘なのだ。
夫は妻を通して、母の愛、姉妹の愛、
娘の愛、要の愛を受けるのである。
それが夫の最高の幸せなのだ。
同様に妻も、父の愛、兄の愛、息子の愛を
夫から受けることが最高の幸せなのである。
☆
だが、本来の夫婦愛のすばらしさは、これだけではない。
文鮮明氏は夫婦愛の真髄を語られている。
「真の家庭はー夫は妻を神様のように愛し、
妻は夫を神様のように深くする尊敬する所です」(自叙伝232P)。
夫は、妻から神様の愛を受け、
妻は、夫から神様の愛を注がれる。
宇宙を創造した神様の無限の愛が注がれるのである。
浅川勇男
家庭円満を招く”いのちの言葉”
妻が願った最期の「7日間」
Sunday世界日報より
家庭円満を招く”いのちの言葉”
妻が願った最期の「7日間」
Sunday世界日報より
☆
再編集 文責:ten1ko2
この内容は、
新聞の「投稿欄」に掲載されていたものです。
浅川先生は載せていませんでしたが、
最後の文章はこんな感じです。
『妻の願いは届きませんでした。
詩の最後の場面を除いて。
≪私はあなたに手を執られながら静かに静かに時の来るのを待つわ≫
容子。
2人の52年、ありがとう。』
本当に仲の良かったご夫婦なのですね。。
☆
先のことを考えると、
いずれはどちらかが先に霊界に旅立ちます。
そして、ともに霊界において、
永生していくのです。
夫婦が一つになるように、
さらに努力していきたいと思うのです。
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