2023年03月19日

(証し)永遠のお兄さんであり、忠孝の勝利者・文孝進様の素顔 《聖和15周年企画》



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▲真の父母様と孝進様のご家族


3月17日、文孝進(ムン・ヒョウジン)様の
聖和15周年を迎えました。

Blessed Lifeの特別企画の証しを紹介します。


近年、真のお母様は折に触れて、孝進様の孝行息子としての生き方に言及し、孝情の模範とするよう二世・三世を激励されます。そこで、孝進様の孝情がいかなるものであったかを学ぶ一助として、孝進様に近く侍ったかたの証言を紹介します。(一部、編集部が加筆・修正)

証し 文孝進様の思い出
「真の父母様の解放のために身もだえされた生涯」より

敵を許すことに勝利された「忠孝開門主」

2005年12月28日、ボストンでご子息の信吉(シンギル)様が
交通事故で亡くなられました。

信吉様が亡くなる1週間前に、
孝進様は信吉様と数年ぶりに会っておられました。

孝進様のショックは計り知れないものでした。
その3日後の2006年1月1日から、
孝進様はベルベディアで早朝の説教を始められました。

その礼拝は毎週欠かさず、
2008年の聖和まで続けられたのです。

孝進様はこうおっしゃいました。
「父として信吉に何の教育も
してやれなかったのが心残りだ。
彼を教育するために礼拝をする。
彼は霊界で聞いているだろうから」

2年余りにわたって語られたこの説教は、
霊的に研ぎ澄まされた、とても深い内容です。
珠玉の説教です。

真のお父様も、孝進様がこのように
説教を続けられたことを評価しておられたと聞いています。

真の孝行息子

最近、真のお母様がよく孝進様を
孝行息子として紹介されます。

それは、孝進様が真の父母様と同じゴールを
見ていらっしゃったからではないかと、私は考えています。

実は、生前の孝進様は誰の言うことも聞かなかったのです。
真の父母様の忠告さえも……。

ですから、はた目からは「音楽ばかりやっている
道楽息子」に見られがちでした。

しかしそれらの行動の全ては、
「理想世界を築きたいんでしょう?
だったら、そのためには、こういう道がありますよ」
という確固たる信念があってのことだったのです。

ですが、それは簡単な道ではありません。
事実、孝進様がマルチメディアの分野を開拓したいと
おっしゃったとき、真のお父様は
「それは大変だからやるな」とおっしゃったそうです。

孝進様は、「簡単だからやれ」と言われたら、
むしろなさらなかったのではないでしょうか。

「孝行息子」とは、父母から言われたことを
そのままやるだけでは不足なのだと思います。

孝進様は、真の父母様のゴールがこれだということを
あらかじめ分かっていて、それだったら、
自分はこの道でできる、これが最大のささげものだ
と信じて、それに人生を懸けたのです。

 
孝進様は2007年頃、長年にわたってどうしても
許すことができないでいた食口と、涙の和解をされました。

その食口が病気で入院したときに、
韓国までお見舞いに行かれたのです。

その食口に対して「許す」とおっしゃり、
そのかたも悔い改めたのです。

それからの孝進様は、
「私は名前のとおりに生き、良く死ぬ」
と繰り返し語られるようになりました。

 
2004年に「最後の祈り」の詩を
書かれた日のことを思い出します。

孝進様はご自分で歌ったこの曲を
何十回となく聴かれて、ひたすら泣かれました。

恨みを超え、常に前を向いて歩まれた

 孝進様は、真の父母様の解放のために身もだえしながら、
信じられないほど重い十字架を背負って、
目を覆うほどに痛々しく人生を駆け抜けて行かれました。

私は個人的には、孝進様の勝利は
「恨みを乗り越えた」ということではないか
と思っています。

孝進様は憤怒に翻弄されながらも、
常に前を向こうと努力されました。

真のお父様が「敵を許しなさい」と言われたみ言は、
孝進様がその生涯を懸けて闘ってこられた
命題だったのです。

そうであるからこそ、真のお父様から
「深天開放苑 忠孝開門主」という
偉大なお名前を賜ったのだと思います。

(『トゥデイズ・ワールド ジャパン』2015年9月号掲載)

  
真のお父様のみ言

  霊界は秘密のようになっています。
  だれも知りません。
  深く、広く、高い天です。
  無限大の世界です。

  「深天開放苑」。
  それを開放することのできる新しい国の園
  という意味の「苑」です。
  開放する新しい園が開かれたのです。

  ……それから「忠孝開門主」です。
  忠と孝の天の門が開かれ、
  家庭に平和の柱を立てるためには、
  開門主となって、父子の関係を持った家庭が
  代表にならなければならないのです。

(2008年3月18日、孝進様の聖和式後のみ言)

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【聖和15周年特別企画】
文孝進様の孝情に学ぶ 7
証し 文孝進様の思い出
「真の父母様の解放のために身もだえされた生涯」
(Blessed Lifeより)
わかりやすく読んでいただくため、
段落や節の区切りを再編集しています。
文責:ten1ko2


孝進様の生涯・・・
証しにあるように、「恨みを乗り越えた」方、
それが孝進様の勝利である、と言われます。

真の子女様の歩み、
特に長男であられた孝進様は、
とうてい言い表すことができないような、
苦難の道を歩んでいかれました。

しかし、すべてを感謝して
乗り越えていかれた孝進様でした。

音楽の道に行かれるときも、
お父様は、辞めるように言われたのですね。。。

本当の孝行の道は何なのか、
それを教えていただいたような、
そんなことも思います。

今は、霊界で、お父様とともに、
私たちを協助してくださっています。

孝進様の歩みに心から感謝いたします。




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posted by ten1ko2 at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ご子女様・真のご家庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月05日

(証し)昏睡状態の興進様が私に語った思い 「み意ならば私は逝きます」 



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在米の日本人教会員の方の
文興進(ムン フンジン)様に関する
感動的な証し(体験談)を紹介します。



私は死にたくない…しかし、
他に方法がなければ、私はその道を行きます


私は文興進様の事故の前に、親しい関係を持たせて頂き、
そして、興進様が昏睡状態にある間に
とても貴重な忘れられない体験をさせて頂きました。

文興進様について、いつも私が驚かされたのは、
私たち全員に非常にきめ細かく、
とても優しい心で接してくださったことです。


興進様が、若い兄弟たちと一緒に数日間
べリータウンの統一神学大学院に行かれた際、
私は一緒に行くように呼ばれました。

すべてを覚えてはいませんが、
忘れることのできない一つの出来事があります。

ある日、ラインクリフ橋の近くでキャンプをするために
みんなで馬に乗って行きました。

橋の近くに着くと、興進様は
「今夜ここでキャンプして魚を釣ろう」と言われました。

それで釣りをしたのですが、何も釣れませんでした。

興進様は、「何か釣ろう。
あきらめないで。」と私たちを励まされました。

ようやく、暗くなる直前に、私たちは
小さな魚を一匹釣ることができました。

それからすぐにテントを張って、
その小さな魚を焼き、みんなで一緒に食べました。
とても温かくて親密な気持ちでした。


そして、とても悲しい日がやってきました。
それは1983年月12月22日でした。

興進様は、2人の2世の友人と一緒にべリータウンに行かれました。

帰り道、興進様がラインベックのフォーブラザーズピザに
立ち寄られたところで電源(?)が切れました。
もし電源が切れていなかったら、
事故を避けることができたかもしれません。

私は、興進様が事故に巻き込まれ、少年二人と一緒に
聖フランシス病院に運ばれたという電話を受けました。
初め、聞いていたことが信じられませんでした。

私は子女様を乗せて病院に運転して行きました。
真の父母様は、韓国で勝共決起大会(8ヶ都市)の最中でした。

後に、興進様が非常に困難な状況下で、
一瞬の判断で犠牲的な決定を下すことによって、
2人の少年の命を救ったと聞きました。

滑りやすい坂道の路面で、18輪トラックが
制御を失い、道路全体を塞いでいました。
興進様はハンドルを右に切ることで、
自らが最も大きな外傷を受け、同乗の少年たちが
深刻な被害を受けるのを防ぎました。

その結果、二人の少年は生き残りましたが、
興進様は昏睡状態で長い戦いの末に亡くなられました。
亡くなられたのは、1984年1月2日でした。


事故の後、興進様が昏睡状態にあるときに体験したことは、
永遠に私の人生観を変えました。

それは、驚くべき霊的体験でした。
霊界が存在することを知的には理解していましたが、
その経験を通して、私は霊界が
本当に存在することを知るようになりました。

その夕方、私はベルベディアのアゴラハウスで
統一武道を一人で練習していました。

一人でいたのですが、突然、誰かが私の名前を呼ぶのが聞こえました。
最初は聞き間違えたと思い、何の注意も払わないでいると、
また私を呼ぶ声が聞こえました。
周りを見回しましたが、誰もいませんでした。

何が起こっているのか不思議に思い、少し怖くなりました。
すると、また私の名前を呼ぶ声が聞こえ、
そこで、初めて、興進様の声だと気づきました。

涙が湧いてきて、私がマットの上にひざまずくと、
その声がまた、私に呼びかけました。

「死にたくないです。
.....なぜなら、私は、まだ祝福も受けていないのです。
真の父母様に抱きしめてもらいたかったのに......」
と言われました。

長い間静かなときがあった後、
「しかし、他に方法がなければ、
私はこのまま逝きます。

頑張ってください.......」

私は、何が起こっているのか
よくわからなかったのですが、
その言葉が心にささやいていたことは、
とても鮮明に覚えています。

どれくらいそこに座っていたのかわかりません。
私はただ泣いて泣き崩れていました。


私はしばらくの間、この体験を誰とも共有しませんでした。
しばらくはその経験が私にとって何を
意味するのかわかりませんでしたが、
後になって、興進様が私と共有されようと
したことがはっきりとしてきました。

私には真の父母様との大切な体験もあるのですが、
この文興進様との親密な体験は、
その後の私にとても深い影響を与えることになりました。

非公開サイトで紹介された証しを
抜粋し、再編集しました。
原文をもとに
分かりやすい表現に編集しています。
ご了承ください。 文責:ten1ko2


貴重な証し、ありがとうございます。
生死をさまよっておられるときですから、
生霊(いきりょう)の興進様が
来られたのでしょう。

誰でもが体験できるわけではありませんが、
本物の興進様であったのは、
間違いないことでしょう。

興進様は、その当時、
真の父母様を支える一番の孝子(孝行息子)でした。
「私がお父様を守る」と
いつも言っておられたといいます。

おそらく、興進様も事故で
突然、瀕死の状態となって、
「死にたくない」というのは、
ただ単に自分が死ぬのが嫌だから
という以上の心情だったことでしょう。

御父母様に対するあふれるような思い、
その本音の思いを打ち明けたのだと思います。

それに対し、真の父母様は、愛のお方なので、
興進様を先駆けて霊界に送ると祝祷され、
霊界の救いの門を開いてくださいました。

興進様と父母様の愛が、死を超えたことにより
愛勝日の宣布が成されました。
心から感謝いたします。




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2023年02月21日

世界中が父母に挨拶する日が来る?! 「孝情」で朝昼晩、いつも会いたい 《姸娥ニム》



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孝情文化フェスティバルでメッセージを語られる文姸娥様
(2018年6月1日、東京・新宿)


文孝進(ムン ヒョウジン)様の聖和15周年が
近づいてきましたが、
聖和10周年の年、来日されて語られた
文姸娥(ムン ヨナ)様のメッセージを紹介します。


2018年6月1日、東京都内の会場に文孝進(ムン・ヒョウヂン)様家庭から
文姸娥(ムン・ヨナ)様と3人のお子様をお迎えして、
首都圏の中高生や青年など約1800人が集う中、
「文孝進様聖和(ソンファ)10周年記念
孝情文化フェスティバル2018」が開催されました。

以下は、その場で姸娥様が語られた内容を翻訳し、
整理したものです。(文責・『世界家庭』編集部)

「真のお母様が語られる孝情とは」

(日本語で)真の父母様が本当に愛する皆様、
お会いできて本当にうれしいです。

日本語ができなくて
……(ここまでですが)、
でも、心は分かりますよね?(歓声)
ありがとうございます。

真のお母様に代わって皆さんに会いにきました。
一か月後に真のお母様は
(日本に)来られますから、
今から私たちはもっと一生懸命に歩み、
一か月後にはさらに発展した私たちの姿を
見せてさしあげることができればと思います。
(拍手)

もっと力強く、約束!(「イェー〈はい〉」)
皆さんが約束したと、真のお母様にお伝えしますね。

皆さんは、孝情の話をたくさん聞かれていることと思いますが、
もう一度復習しましょう。

ハワイで、真のお母様が
孝情について説明してくださった内容を紹介します。



「孝」は、父母様に親孝行すること。

ここで言う「父母様」は、
天の父母様(神様)と真の父母様が別々でなく、
一つとなられた父母様です。

ですから皆さんは、「父母様」と言えば、
天の父母様と真の父母様を
同時に感じられなければなりませんね。

「情」は、私たちが親孝行をして、
天(の父母様)と永遠の因縁を結ぶことです。
ここでも天の父母様が、すなわち真の父母様です。

心情一体ですから、「真の父母様」と呼ぶこともでき、
「天の父母様」と呼ぶこともできます。

私たちは、天の父母様と真の父母様は一体であり、
一つとなっていること、一つの心であることを知っています。


「父母様と心情一致するとは、どういうことか?」について、
真のお父様は次のように語られました。 


「今晩、父母様は何をされるのだろうか、
 目を開けたまま
 夜を明かされるのではないかと考えながら、
 父母様の立場に立って父母様に似るようにし、
 父母様の心情を感じてみなさい……」

(『真の父母経』第五篇第二章 9)


これは、朝、皆さんが目を開けたら、
「ああ、天の父母様、真の父母様、お元気ですか?」と言い、
食事の時間になれば、「(父母様は)ちゃんと食事をしておられるだろうか」
と考えるということです。
難しくはないでしょう?

皆さんがどこにいても、いつも天の父母様と
真の父母様が皆さんと共にいらっしゃる、
そのように考え、慕い、会いたがって、
そして何よりも、最も良いものをお捧げしたい心、
そのような心で実践するのです。
(「イェー」)

ところで、自分一人がそうであってはいけないでしょう?
皆が共に、孝子、孝女になることができるように努力すること。
分かりましたか?
(「イェー」)

真の父母様は、皆さん一人が孝子、孝女になったからといって、
お褒めになりたいわけではありません。

ここにいる全員が真の父母様の前に、
「アンニョンハセヨ。サランハムニダ」と言えば、
どれほど喜ばれるでしょうか。

神日本にいる全国民が真の父母様にご挨拶ができれば、
どれほど良いでしょうか。
そうですね?

そのように日々、真の父母様、天の父母様に、
自分が最善を尽くしたものをお捧げする心を持ってください。
「明日は、もっと良く行う」と決意し、
床に就く皆さんであってください。

そして朝、目を開けたら、「ああ、会いたい真の父母様、
天の父母様、きょうは昨日より一つだけ多く行います。
自分一人ではなく、自分の横にいる兄弟姉妹たちと
共に行います」と言うのです。

そのような心で一か月を過ごせば、
真のお母様がとてもお喜びになるでしょう。
分かりましたね?
(「イェー」)

皆さん、ありがとうございました。
愛しています。


2018年6月1日東京・新宿
「文孝進様聖和10周年記念 孝情文化フェスティバル2018」
(『世界家庭』2018年8月号「文姸娥様のメッセージ
真のお母様が語られる孝情とは」より)

私たちの真の父母様
(Blessed Llife)
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=18530


真の父母様に対する孝情、
その心情姿勢を教えていただきました。

今は、天心苑特別祈禱室が安着され、
真の父母様に侍る環境が与えられていることが
本当に感謝していきたいです。

また、姸娥様も真のお母様に
直接侍られておられるので、
よりお母様の状況も知ることができました。

今後もどんどん紹介してくだされば、と思います。
ありがとうございました。



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