2023年12月29日

揺りかごから墓場まで、私たちは何のために生きている?! 《旧統一教会の教義のぞき見*入山副局長》



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入山副局長の『幸福な人生には原則があった』
今回は、『人間の行く道』です。

第2講座 創造原理と人生の目的
人間の行く道

人生行路をたどってみましょう。

第一に、胎中生活は地上生活の準備期間です。

人間が誕生する前には十月十日(とつきとおか)といわれる
胎中期間があります。

胎中では使わない目や肺や手足ができていきます。
それは、次の地上生活を想定して、
前もって準備しているのです。

 
第二に、独身時代は結婚生活の準備期間です。

神の似姿になるには結婚しなければなりません。
ですから、結婚することは、生まれること、
死ぬことと同じくらいに、人生の大切な通過点なのです。

結婚までに人を愛せる愛の人格を準備しなければ、
家庭で「愛せない」苦しみを味わうことになります。

それで、結婚までに兄弟姉妹の関係、
友人関係、親子関係を通じて
人を愛する訓練をする必要があるのです。

 
第三に、結婚生活、家庭生活、および
社会生活は、霊界生活の準備期間です。

霊界における天国は、愛を呼吸して
生活する世界であり、人間が
神の似姿として暮らす世界です。

ですから夫婦は、一年や二年で「合わない」
と言って離婚してしまうのではなく、
生涯を懸けて一つになる努力をし、
子供、孫まで三代に
愛の実績を残していかなければなりません。

そうしてこそ、理想の夫婦となって
霊界で共に幸福に暮らせるようになるのです。

入山 聖基・著(光言社・
『幸福な人生には原則があった』より)
Blessed Life
再編集 文責:ten1ko2


揺りかごから墓場までといいますが、
私たちの人生には前後があります。
揺りかごの前と墓場の後があるわけです。

生まれるための準備に胎中での生活が
あったように、
今の人生は、実はすべてが
霊界での人生につながっています。

『地上生活は霊界生活の準備期間である』
この言葉は、常に意識していかないとですよね。。。

理不尽なこと、感謝できないようなことが起きる時ほど、
「徳積み」の心構えが必要だと思います。

外的な結果を求めるよりも、
人格の成長のため、と思って、
日々の信仰生活を送っていきたいです。





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2023年12月14日

神を惚れさせる人、サタンが脱帽する人・・・アボジ伝道勝利の秘訣 《喜びと幸せの生活伝道》

善霊(ミツバチ)を呼ぶ人、悪霊(銀バエ)を呼び寄せる人、その違いは?!



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篠崎先生のみ言。
今回は、『霊界から協助を受ける』です。


真のお父様(文鮮明師)は
最高の伝道師であり、伝道勝利者です。

ですから、私たちが伝道師として勝利する近道は、
お父様のみ言から伝道の姿勢を学んで相続し、
実践することだと言えます。

お父様のみ言を中心に伝道の秘訣(ひけつ)を学んでみましょう。


伝道は対象者個人だけが対象ではありません。
その背後にいらっしゃる神様をはじめ、
サタン、天使界、善霊、悪霊、先祖、万物といった
すべてが伝道の対象圏です。

「神様に惚(ほ)れられる者になる」、

「サタンを自然屈伏させる」、

「先祖の過ちを蕩減する」、

「霊界の協助を受ける」、

「万物から讒訴(ざんそ)されない」、

「カインから長子権を復帰する」など、

伝道に関してさまざまな内容が語られてきましたが、
それらはみな、対象圏を感動させ、
自然屈伏させることなのです。

真のお父様は、私たちが先祖の過ちを蕩減して
「個人的な蕩減の基台」を立てた上で、
対象圏に対する蕩減条件を立てるのが原理原則である、
と指導してくださいました。

ですから、まず、私たちは霊界から協助を受けられる
立場に立たなければなりません。
伝道勝利の基本は霊肉界合同作戦なのです。


真のお父様は次のように語られています。

「伝道には何が一番重要かというと、
 霊的力が問題です。

 すなわち霊界がいかに協助するか、
 ということが重要になってきます。
 それが伝道実績に直接関係するのです」

(『伝道ハンドブック・み言編 
み言に学ぶ伝道の姿勢』15ページ)


「伝道の効果を上げるためには、
 人々は個人的な蕩減の基台をもたなければ
 ならないという、霊的な法則があります。

 二人の人が同じ困難な状況に直面しても、
 一人は多くのことを達成できず、
 もう一人は容易に結果をもたらすことができます。

 その差は主に、成功した人の祖先は
 彼を協助する資格があるということから生じます」

(『ファミリー』1984年6月号、6〜7ページ)

私たちが霊界の協助を受けるに値する
精誠を捧げなければ、
どんなに強く願っても、
伝道の効果を上げることはできません。

例えば、ミツバチと
銀バエが飛んできたとします。

ミツバチはどこに留まるでしょうか?
花です。
銀バエは?
汚物に留まるでしょう。

花は良い香りを漂わせて
ミツバチを引き寄せ、
汚物は悪臭を放って
銀バエを引き寄せるのです。

それと同じように、私に
善霊が協助するか悪霊が働くかは、
自らが花のように美しい存在になっているか、
汚物のような醜い存在になっているか、
善悪どちらと相対基準を
持っているかによって決まるのです。

神様と善霊から協助を受けられる自分なのか、
胸に手を当てて考えてみてください。
本心はよく知っています。

サタンや悪霊から讒訴を受けているようでは、
伝道は実りません。
神様と善霊が働く私になるには、
心の姿勢と日々の信仰生活が重要なのです。

篠崎 幸郎・著(光言社・刊
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道
み言の原点に立ち返る』より)
第五章 み言に学ぶ伝道の秘訣
一、蕩減の基台を立てる
霊界から協助を受ける
再編集 文責:ten1ko2


『長子権復帰』という言葉があります。
アブラハム家庭において、弟ヤコブが
兄エサウを愛で屈服させたことで、
兄と弟がひとつになった・・・
真の愛の投入により、善霊界が協助したのです。

また真のお父様は、興南監獄において、
12名の弟子を導きましたが、
この時は、み言を語ることなく、
真の愛の姿をもって導いたということです。

イエス様も愛の方でありながら、
奇跡によって伝道をしていかれたのですが、
お父様は真の愛によって導いたのです。

「私はあなたに従います」
という基準に至るためには、
それ相応の愛の投入が必要である、ということです。

父母の心情、僕の体
口で言うのは簡単ですが、
私の姿で見せることができる
実体で示せる者になっていきたいと思うのです。



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2023年12月11日

天国に行くか地獄に行くかは、死後に決まるのではない?! 《旧統一教会の教義のぞき見*入山副局長》



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入山副局長の
「幸福な人生には原則があった」
今回は、『人間の構造と霊界』です。

第2講座 創造原理と人生の目的
人間の構造と霊界

聖書には、人間の創造について
次のように書かれています。

「主なる神は土のちりで人を造り、
 命の息をその鼻に吹き入れられた。
 そこで人は生きた者となった」
(創世記2章7節)

これは、人間が目に見える肉身と、
目に見えない「霊人体」の
二重構造になっていることを示唆しているのです。

地上の生涯を終えれば、肉身は土にかえりますが、
霊人体は、そのまま生き続けます。

ですから、一度生まれた人間は
決して消えてなくなることはありません。
人間は永生するのです。


肉身は「肉心」を持っています。
肉心は肉身を維持し、繁殖させるために、
衣食住・性の欲求を持っています。

一方、霊人体は「生心」という心を持っていて、
「真善美愛」の価値を追求します。

人はみな、良いものを食べ、良い服を着て、
良い家に住むことを願います。

それも幸福の条件でしょうが、人間は
その欲求が満たされただけでは満足しません。

むしろ、それらを犠牲にしてでも真理を探究し、
愛と美を求め、善に生きたいと思うのです。
そうしてこそ自分の価値を感じることができるからです。


このような人間の構造を見れば、
人間の生きる目的がわかります。

人間の本体、本性は肉身ではなく霊人体です。
その霊人体が求めるのが真善美愛の価値ですから、
そこに人生の目標の焦点を合わせて生きてこそ、
悔いのない人生を送ることができます。

そこに照準を合わせた生き方をしていかなければ、
人生の方向性を間違えてしまいます。

霊人体が求めるものは究極的には愛なのです。
それゆえに人間は、愛なくしては生きられないのです。


では、何のために肉身があるのでしょうか?
肉身生活の目的は肉欲を満たすことではなく、
肉身を用いて愛を実践し、実感して
体恤(たいじゅつ)するところにあります。

肉身は空気を吸い、ご飯を食べて成長しますが、
霊人体は愛を呼吸し、愛を食べて成長するのです。


霊人体の存在は、「霊界」が実在することを教えています。
永遠の世界で生きる霊人体があるので、
人間は「永遠に生きたい」という願望を持っているのです。

霊界は愛の世界です。
人にとって最後に残るのは、愛の実績です。
それを持って霊界に行くのです。

ですから、肉身の死が人生の終わりではありません。
肉身の死は第2の誕生です。

本来、人が愛を完成して死んだなら、
それは祝うべきことのはずでした。
愛する人との死別は悲しいことですが、
死は永遠の別れではありません。

いずれ、皆さんも霊界に行くでしょう。
そうすれば会いたい人にはいつでも会えるのです。


地上で愛を完成した人間が行く霊界が「天上天国」です。
神は永遠なる愛の世界を人間のために準備したのです。

しかし、人間は堕落することで
愛を完成できないまま人生を終えるようになったため、
その心の基準に合わせて
さまざまな霊界の様相や階層が現れるようになりました。

愛の完成という人生の目的を見失い、
人や自分を怨(うら)み、罵り、傷つけるなどした人々が
つくった霊界が「地獄」なのです。

死んだら天国に行くのか地獄に行くのかと
心配する人がいますが、死後どのようなところに行くかは、
霊界に行ってから決められるのではなく、
地上での生き方によって自らが決めるのです。

それで、地上の生き方が大切なのです。

入山 聖基・著(光言社・
『幸福な人生には原則があった』より)
再編集 文責:ten1ko2


統一原理を聞く前、死後の世界はないと思っていました。
地上の人生が終われば、何もなくなる、という風に。

しかし、み言を知り、霊界があることを知って、
地上の人生の尊さ、霊界に行くための準備期間である、
そのことを信じるようになりました。

今は、霊性を磨く時です。
昨日紹介した、
「お母さんの霊界からのメッセージ」のように、
霊界では、愛する先祖が私たちに
ささやいていることでしょう。

いえ、大声で叫んでいるといいます。
その声を聞きとることができるように、
悔いのない、人生を送っていきたいと思うのです。





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