2024年10月15日

苦しみは、今日まで 一般の結婚をした娘を祝福できない私・・・ 《自己牧会プログラムQ&A》 



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自己牧会プログラム事務局に届いた
お便りに答えるシリーズより、
「娘が社会結婚をしてしまいました」です。

〈自己牧会プログラム事務局に寄せられたお便り〉

二世の娘が社会結婚をしました。

娘に裏切られた、
神様に申し訳ない、
自分のせいだと心は乱れ、相手の男性ま
で恨む気持ちでいっぱいになりました。

愛して、許していくしかないと自分に言い聞かせても、
やはり「これは許してはいけないのではないか」
という気持ちが湧いてきて、
またそんな自分を責めては苦しんでいます。

(女性 50代)

〈自己牧会プログラム事務局からのコメント〉

子供さんもどれだけ自分を責め、
苦しんだことでしょうか

自分を責め、苦しんでいるという、
そのお気持ち、よく分かります。

しかしながら考えてみてください。
子供さんも、どれだけ自分を責めて苦しんだことでしょうか。


過去にこんなケースがありました。

ある先輩家庭Aさんのお子さんが社会結婚してしまいました。
Aさんは子供を責め、自分を責め、その結果、
喜んで結婚式をしてあげることが難しかったそうです。

それでお子さんは深く傷つき、ますます
教会に対して壁をつくってしまいました。

Aさんは、「これでは復帰の道が閉ざされてしまう」
と悟ったと証ししておられました。


この証しを聞いた別の先輩家庭Bさんにも、
やはり社会結婚をしたお子さんがいました。

BさんはAさんのケースを参考に、お子さんを否定せず、
喜んであげるように努めたそうです。

するとお子さんも安堵(あんど)し、
心を開いてくれるようになったのです。

そこでBさんが恩赦の祝福を勧めたところ、
相手のかたも快諾してくれて、
昨年10月10日に挙行された
「2020特別祝福式」に参加することができたのです。


一世は原理どおり、み言どおりでなければいけない
という思いが強く、そこから外れることは
許されないと思っています。

もちろん、信仰を守り、祝福を守らなければならない
という思いは大切です。

ですが、それ故に、起きてしまったことを
頭から否定してしまうと、
もっと大変になってしまうこともたくさんあります。

この先輩の体験談を、ぜひ生かしてほしいと思います。

二世もお母さんと一緒に
宣教をしていたのです

二世の中には、親が宣教などに行って
寂しい思いをしたことから、
教会を恨むようになった人もいます。

親はまだみ旨を理解していますから
苦しい道も甘受できるのですが、
子供たちは分からないのです。

でも分からないながらも、泣きながら
体を従わせて親についてきたのです。

親たちが頑張れたのは、この子供たちがいたからなのです。
つまり、二世たちも一緒に宣教をしていたということです。

親御さんもそういう視点で二世を、また二世も
そういう視点で親御さんを見ていくようになれば、
歩み寄れるのではないでしょうか。

喜んであげた分だけ、お子さんは解放されます

そういう幼い頃のつらい経験を引きずっている
二世の中には、その反動から、いろいろな形で
問題を起こしてしまうケースがあります。
社会結婚もその一つだと思います。

もちろん社会結婚を容認するわけではありませんが、
起きてしまったときには、もうみ言を聞かせたり、
祝福の意義を話したりというのは
難しい段階になっていると思います。

子供もいろいろと悩み苦しんだ末に、
そういう結論に至っているのです。

否定し責めることを天の父母様、
真の父母様は願っておられません。

全てを心の目で見て感謝し、許していけば、
否定すべきものは何もないことに気付くはずです。

ピンチがチャンスです。
まずは親御さんが、喜んであげてください。
喜んであげた分だけ、お子さんも
苦しみから解放されます。

そうなれば、親の願いに応えていきたい
という思いに転換され、
そこから次の道が開けてくると思います。

私の心の中にいる神様 68
「お便り&コメント」シリーズC
娘が社会結婚をしてしまいました
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=10902
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


この道を歩むにあたり、
自分が願わないことが起こるものです。

特に子供たちの信仰においては、
自分の足りなさを感じることが多いのではないでしょうか。

しかし、「それで良かったのだ・・・」
と思える私になること、そこからが出発なのだと思います。

「ピンチがチャンス」
しっかりと受け止めていきます。


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posted by ten1ko2 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己牧会プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月10日

思い通りにならず、激昂して泣き叫ぶ息子と、共鳴した瞬間・・! 《自己牧会プログラム》



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天正宮の花


自己牧会プログラム。
今回は、「泣き叫ぶ息子と分かり合えた瞬間」です。

(女性 40代)

スマホの充電が十分でない状態で小3の息子がゲームを始めてしまい、
案の定、ゲームの佳境で動作が遅くなってしまいました。

息子はかんかんに怒って泣き叫び始めました。
「バッテリーがないから仕方ないのよ」となだめても
聞き入れず、息子はスマホをたたきつけ、
モノに当たり、暴れ始めました。

「小学3年にもなってゲームができないくらいで……」
「近所の人に丸聞こえだから、もう少し静かに泣いてほしいな」
 など、いろいろと息子を責める思いが湧いてきました。

その思いのまま、厳しく叱りそうになったのですが、
かろうじて踏みとどまりました。

そして、「私心をなくす」ワークをしながら、
「息子を責める思いで見ている私は、本当の私ではありません」
と唱えて、その思いを手放そうと努めました。

すると、「ゲームができない悔しさを、何の囚(とら)われもなく
見せてくれているのは、ありがたいことじゃないか」
という思いが湧いてきたのです。

その気持を味わいながら、さらにワークを続けていると、
やがて「この子と分かり合いたいな」という思いが
光のように心に浮かんできました。

その瞬間、息子がピタッと泣きやんだのです。
表現するのが難しいですが、何かが共鳴したような一瞬でした。

私は爽やかな気持ちになり、
「あなたの悔しい思いを分かってやれなくて、ごめんね」
と息子に謝りました。

すると、息子も納得したのか、
落ち着きを取り戻していきました。

数日後、その息子が、同じように思いどおりにならなくて
泣き叫んでいる妹に対して、「仕方がないんだよ」と、
兄らしく優しく諭しているのを見て、
何だかうれしい気持ちになりました。

私の心の中にいる神様 71
泣き叫ぶ息子と分かり合えた瞬間
再編集 文責:ten1ko2


共鳴・・・こういうことが
良心に働きかけると、
日常でもおこるんですね。

感情的になった時、
心のワークをすることが大事だな、と思いました。

家族、というのは、
心情が近い分、感情もぶつけやすい存在です。

感情的になりそうな時、
良心に尋ね求める習慣性をつけたいと
思わされた、よいエピソードでした。。。


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2024年09月26日

夫が酒・タバコをやめた、本当の理由とは・・・ 《自己牧会プログラム》



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自己牧会プログラムの体験談。
「夫が酒、タバコをやめました」

(韓国在住日本人女性 50代)

韓日祝福を受け、韓国で生活しています。
長い間、夫の酒とタバコに悩んでいました。

私はそんな夫を否定し、責めて、
何とかやめてほしいという要求の思いで接していました。
ですが状況は全く変わらず、毎日本当に苦しかったのです。

でも自己牧会プログラムに出合ってからは、
「人をどうこうしようと躍起になっても仕方がない。
正しいか正しくないかに囚(とら)われる必要はない。
思いどおりでなくても大丈夫」と、
少しずつですが思えるようになってきました。

そして、「固定観念に気付く」ワークをしながら、
「自分は正しい」という囚われを下ろすように
努力するうちに、自分の心に変化が訪れました。

「夫が酒やタバコでストレスを軽減しているなら、
それも仕方ない」と思えるようになったのです。
これだけでも随分、気持ちが楽になりました。


私が変わると、夫にも変化が起こってきました。

夫はサービス業で日曜日は必ず出勤なので、
礼拝に行けません。それで2019年から
水曜日の夜の礼拝に夫婦で参加するようになりました。

水曜礼拝は参加人数が少ないため、
自然と教会長とも関係が近くなります。

教会長から「酒やタバコをやめるように」と
直接言われることはなかったのですが、
夫は「このままだと、教会に行くのは不自由だ」と感じたようです。
それで、いつの間にか酒とタバコをやめてしまったのです。

私が夫への否定を手放した分、
夫の家庭におけるストレスが減っていったのだと思います。


自己牧会プログラムでは、
「人や状況を否定しながら見ると、自分が決めつけた
そのままの世界を見続けるようになる。
結局は、嫌な気持ちも嫌な人も嫌な状況も
自分がつくり出しているにすぎない」と教えていますが、
まさにそのとおりでした。

まだまだ課題はたくさんありますが、希望が見えてきました。
これからは夫婦で一緒にいることを楽しみ、
喜び、感謝して生活していきたいと思っています。

私の心の中にいる神様 69
夫が酒、タバコをやめました
(blessed lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


家庭連合においては、
入教する際、あるいは祝福を受ける際、
多くの人が、苦労して酒・タバコを断ってきました。

しかし、その受け入れ方にも
個人差があるかと思います。

また、酒・タバコを嗜好するのは、
寂しさやストレスを感じた時に多い
ということを聞いたことがあります。

祝福家庭なんだから当然こうすべき。。。
一方的な観点だけで見れば
裁いてしまうこともあるかもしれません。

たとえその人に、やめたらいいと言ったとしても、
その人が聞き入れてくれるわけではありませんし、
愛情不足やストレスがそのまま残っている
状態では、たとえ本人がやめたくても、
なかなか難しいことでしょう。

こうすべき、こうあるべき
そういうものにどれだけ囚われている
私たちであるでしょうか。

それを、自己牧会プログラムを通じて、
神様が見つめる観点で、その人を見つめると
あんなに悩んだことが嘘だったように
その人自身も変わってくるというのです。

問題のない家庭はありません。
一つ一つの物事を神様の見つめる観点で
自分を変える意識を強く持つことで、
相手や環境圏を変えよう、変えようというのではなく、
相手から、環境圏から自然に変わっていく。。。。

囚われを捨てて、
神様の心情で愛する。。。
これから意識して、取り組んでいきたいと思うのです。

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