自己牧会プログラム事務局に届いた
お便りに答えるシリーズより、
「娘が社会結婚をしてしまいました」です。
☆
〈自己牧会プログラム事務局に寄せられたお便り〉
二世の娘が社会結婚をしました。
娘に裏切られた、
神様に申し訳ない、
自分のせいだと心は乱れ、相手の男性ま
で恨む気持ちでいっぱいになりました。
愛して、許していくしかないと自分に言い聞かせても、
やはり「これは許してはいけないのではないか」
という気持ちが湧いてきて、
またそんな自分を責めては苦しんでいます。
(女性 50代)
☆
〈自己牧会プログラム事務局からのコメント〉
子供さんもどれだけ自分を責め、
苦しんだことでしょうか
子供さんもどれだけ自分を責め、
苦しんだことでしょうか
自分を責め、苦しんでいるという、
そのお気持ち、よく分かります。
しかしながら考えてみてください。
子供さんも、どれだけ自分を責めて苦しんだことでしょうか。
☆
過去にこんなケースがありました。
ある先輩家庭Aさんのお子さんが社会結婚してしまいました。
Aさんは子供を責め、自分を責め、その結果、
喜んで結婚式をしてあげることが難しかったそうです。
それでお子さんは深く傷つき、ますます
教会に対して壁をつくってしまいました。
Aさんは、「これでは復帰の道が閉ざされてしまう」
と悟ったと証ししておられました。
☆
この証しを聞いた別の先輩家庭Bさんにも、
やはり社会結婚をしたお子さんがいました。
BさんはAさんのケースを参考に、お子さんを否定せず、
喜んであげるように努めたそうです。
するとお子さんも安堵(あんど)し、
心を開いてくれるようになったのです。
そこでBさんが恩赦の祝福を勧めたところ、
相手のかたも快諾してくれて、
昨年10月10日に挙行された
「2020特別祝福式」に参加することができたのです。
☆
一世は原理どおり、み言どおりでなければいけない
という思いが強く、そこから外れることは
許されないと思っています。
もちろん、信仰を守り、祝福を守らなければならない
という思いは大切です。
ですが、それ故に、起きてしまったことを
頭から否定してしまうと、
もっと大変になってしまうこともたくさんあります。
この先輩の体験談を、ぜひ生かしてほしいと思います。
☆
二世もお母さんと一緒に
宣教をしていたのです
宣教をしていたのです
二世の中には、親が宣教などに行って
寂しい思いをしたことから、
教会を恨むようになった人もいます。
親はまだみ旨を理解していますから
苦しい道も甘受できるのですが、
子供たちは分からないのです。
でも分からないながらも、泣きながら
体を従わせて親についてきたのです。
親たちが頑張れたのは、この子供たちがいたからなのです。
つまり、二世たちも一緒に宣教をしていたということです。
親御さんもそういう視点で二世を、また二世も
そういう視点で親御さんを見ていくようになれば、
歩み寄れるのではないでしょうか。
☆
喜んであげた分だけ、お子さんは解放されます
そういう幼い頃のつらい経験を引きずっている
二世の中には、その反動から、いろいろな形で
問題を起こしてしまうケースがあります。
社会結婚もその一つだと思います。
もちろん社会結婚を容認するわけではありませんが、
起きてしまったときには、もうみ言を聞かせたり、
祝福の意義を話したりというのは
難しい段階になっていると思います。
子供もいろいろと悩み苦しんだ末に、
そういう結論に至っているのです。
否定し責めることを天の父母様、
真の父母様は願っておられません。
全てを心の目で見て感謝し、許していけば、
否定すべきものは何もないことに気付くはずです。
ピンチがチャンスです。
まずは親御さんが、喜んであげてください。
喜んであげた分だけ、お子さんも
苦しみから解放されます。
そうなれば、親の願いに応えていきたい
という思いに転換され、
そこから次の道が開けてくると思います。
私の心の中にいる神様 68
「お便り&コメント」シリーズC
娘が社会結婚をしてしまいました
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=10902
(Blessed Lifeより)
「お便り&コメント」シリーズC
娘が社会結婚をしてしまいました
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=10902
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
この道を歩むにあたり、
自分が願わないことが起こるものです。
特に子供たちの信仰においては、
自分の足りなさを感じることが多いのではないでしょうか。
しかし、「それで良かったのだ・・・」
と思える私になること、そこからが出発なのだと思います。
「ピンチがチャンス」
しっかりと受け止めていきます。
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