「人類の涙をぬぐう平和の母」
自叙伝感想文コンクール。
優秀賞の方の作品を紹介します。
☆
お母様、この度は自叙伝を発刊してくださり
ありがとうございました。
今、世界中がコロナウイルスの不安と恐怖に襲われている中、
本当に「今」しかないという時に発刊されたということに、
天の父母様の大きく深い愛を感じます。
平和の母として、全世界のために今も祈りを捧げて下さる
お母様に心より感謝申し上げます。
さて、まず、失礼を承知で「お母さん」に
報告するような心情で正直に申し上げます。
実は、2020 ワールドサミットでのお母様の講演文を
拝読・訓読しながら、“(お父様主体ではなく)
お母様がお父様と聖婚された”、という内容に
疑問を感じてしまいました。
「独り娘」のとらえ方がわからなかったためでした。
その疑問について、自叙伝を通して、
今回一つの回答が与えられました。
☆
今まで、お母様はお静かで思慮深い、という印象を
持っていたのですが、自叙伝を拝読する中で、学生時代に
先生方も驚くようなリーダーシップを発揮されていたこと、
お父様とご聖婚される前に、堂々とお父様の質問にお答えになり
大母様を驚かせた、といったエピソードに触れ、
お母様の「第二教主」たるお姿を再確認しました。
また、「第二教主」ということについても、
お父様が聖和されてからではなく、
すでにモスクワ訪問時の 1990年代から
「顧命性宣誓宣布」が成されて示されていたことを知りました。
そして、リトルエンジェルスやワシントンタイムズ、
ICUS などの創設・推進も、お父様だけがされていたのではなく、
お母様も同じ視点で主体的にお父様の相対に立たれ、
ともに成されていたことが深く理解できました。
やはり、神様は「天の父母様」であられ、父母、
すなわち男女、独り子と独り娘の両方の存在がなければ
神様の摂理は果たされないということに今さらながらに気づかされ、
今まで、「お父様を通しての摂理観、お父様を通してのお母様」
しか見てこなかった不足さを痛感しました。
また、独り子と独り娘を誕生させるにあたっての天の摂理を知るにつけ、
キリスト教を中心とした信仰の世界の深さに感銘を受け、
自身の心情の浅さを悔い改めざるを得ませんでした。
「天の父母様」、「独り娘」を、もっと深く心情的に
理解できるよう努力し続けます。
☆
「お母さん」は、家庭の中でも本当に大きな役割を果たしています。
子女という生命を生み出し、お乳や食べ物を与えて育て、
病気になれば看病、家族のために自身を顧みず尽くす
……ある意味、子供たちにとっては、
「お父さん」より大きい存在となっています。
お母様は、ご聖婚される時から、「天の子女をたくさん生む」
と決意されていて、実際に14人のご子女様をお産みになりました。
このこと一つをとっても、本当に尊敬の念を深く抱きます。
私自身も、3 人の子供の母ですが、「母になる」ことの大変さを
日々痛感しています。
祝福子女は本性が強い分、その表現の仕方も激しく、
とても私には手に負えない、と思うことの連続でした。
「祝福子女の養育は今まで誰も経験したことのないこと、だから
大変なのは当然」と子供たちが通った光の子園で教えられ、
それに救われもしながら様々模索しながら歩んでいる最中です。
また、4 人目は養子として捧げましたが、この子女を通しても、
今まで経験したことのない心情世界を開拓してもらっていることを感じています。
大変さと同時に、「母」になることが
これほどまでに恵みであるのかということも日々感じています。
☆
今の職場は養護学校なのですが、ここを職場に選んだのも、
祝福子女との生活を通して「思い通りにならないこと
ばかりだけれど、それがおもしろい、
もっと教育の分野で自身を深めてみたい」と思ったからです。
障害を持った生徒たちが様々な課題に直面するたび、
「もし私が、この子のお母さんだったらどうしてあげるだろう」
と考えていくと答えの糸口が見えてくることが本当に多いのです。
「教師」や「先生」という視点で生徒の課題を見つめていても、
解決に至る道は見いだせず限界があるのを感じます。
やはり、すべての問題の解決は、
「母になること」からだということを実感しています。
☆
お母様は宇宙、世界の母となってくださっています。
コロナウイルスのみならず、戦争や飢餓等、
まだまだ解決すべき問題が山積する今の世界ですが、
お母様と一つになっていくことを通して必ず解決し、
天の父母様が願われる「平和」へとつながっていくことを確信します。
堕落がエバから始まったので、やはり、摂理の最後の仕上げ・完成は
女性が担っていくのですね。
自叙伝を 3 回読み終わった後、夕食の餃子を作っている時に、
ふと心にこのことが落ちてきました。
すべてのことがお母様につながっている、
すべてが天の父母様の計画の中にあったということが
じわじわと感じられ、幸せな気持ちに包まれました。
今、お母様が堂々と立たれ、天一国安着を宣布してくださいました。
これがどれほどの喜びでしょうか。
ありがとうございます。
☆
「人類の母、お母さん」という観点で、
ご自身の立場も、通過された心情を加味しながら、
とても読みやすく書かれていました。
ありがとうございました。
女性として、歴史的に味わったきた苦痛など、
すべての思いを一身に受け、勝利された真のお母様。
そのお方と、今この時に、ともに歩んでいるという奇跡。
お母様は、何度も何度も語られています。
「皆さんの生涯において最高の黄金期である」
それが、「今」なのだ、ということを。
そのことを瞬間瞬間、胸に刻みながら、
歩んでいきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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