2024年09月08日

回答をもらえるまで、神にたずね求めたことがありますか? 《史吉子先生》



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史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より、
今回は、「先ず、神様の完全な
対象になるために努力しなさい」です。

史吉子先生が、真のお母様(韓鶴子総裁)に
言われた通り、神様に祈り求め続けると・・・

先ず、神様の完全な対象になるために努力しなさい

お父様は、誰もが霊的な体験を
しなければならないとおっしゃいました。

私は教会に初めて入って来た時は、よく夢を見ました。
霊界で私が考えていることが正しければ正しく、
悪ければ悪いと、一々教えてくれました。
お父様は、これは先祖の協助だとおっしゃいました。

私は驚くべき体験も、たくさんしました。
以前と違って、 今は霊感がとても発達しました。
そして、いつも私の意識の中に
お父様とお母様がいらっしゃいます。

勿論、父母様を近くで待って
父母様と情が近くなってそうかも知れませんが、
私自身の意識の中にいつも父母様がいらっしゃいます。

日常生活をする時は勿論のこと、
食事をする時もお父様とお母様に侍り、
無言の会話をしています。

そうすると霊感が敏感になって来て、
全てのことを詳しく教えてくれます。


私がアメリカにいる時にテキサスの教区長をしましたが、
お父様がダンベリーに行かれた後、突然呼び出されて、
お母様に待って11ヶ月間を暮らしました。

ところで、 私は勉強は得意ですが、
場の空気を読めない所があります。
機転が利かないと言うか、私は誰かがある事実を話せば、
それを分析する性格があります。

それで幾何学のようなものは得意で、
勉強においては誰にも負けたことがないのに、
処世術がちょっと足りないようです。

ある時、食口たちがお母様を囲んで座っており、
お母様がお話しておられましたが、
お母様が急に、「吉子はまだ笑っていない」と言われ、
今だに会話の意味がわからないでいると、
私をからかいました。

実は私も気持ちが良くなかったのですが、
なぜかすぐに理解ができませんでした。

その時、お母様は、
「あなたは神様に「知恵をください』と、
このように祈祷してお願いしなさい」と言われました。
それ程に私が機転が利かないとおっしゃったのです。


実はその時、私はたくさん祈祷をしていました。

お母様はお部屋で祈祷され、
私たちは以前に父母様が祈られた
イーストガーデンの丘にある聖地で、
毎日夜12時から2時までの2時間の間、
お父様が出監するまで徹夜祈祷をしました。

私たちは草創期に教会に入って来た時、
祈祷によって入って来たのではなく、
原理を聞いて入って来た知性人なので、
霊通をする人々とは少し異なっていました。

しかし、お母様が祈りなさい
とおっしゃったので、熱心に祈りました。

最初に、「知恵をください!」と祈祷をしても、
応答がありませんでした。

私はそれでも祈る度に、先ずお父様がダンベリーから
無事に出られるようにしてくださいと、
公的な祈祷をした後に、
「天のお父様! お母様が私が気が利かなくて、
知恵が足りないとおっしゃるので、 私に知恵をください」
と言いながら、 純真に祈祷をしました。

暫くこのように祈祷をして感じたことは、
神様が、「本当に、馬鹿々々しい祈祷もするもんだ」
と言われているようでした。

それでも決めた以上は頑固に何ヵ月間、
赤ちゃんが母親のスカートの裾を掴んでねだるように、
同じ祈祷を続けました。

すると神様から、「全く同じなことをしきりに言う。
うんざりだ。 煩わしい」と心に感じて、
結局は神様が回答をくださると言う確信をすることができました。

それでまた、「天のお父様!ところで、お母様が
私を見て気が利かないとおっしゃいます。
どうか知恵をください」と言いながら、
馬鹿みたいに祈祷をしました。


そうしたところ、ある日に応答がありました。

私たちが祈ったニューヨークのその聖地がどんなに寒いか、
服を厚ぼったく着込んで完全武装をしても、ぶるぶると震えます。
ニューヨークの風が全て私たちの体の中に
吹き込んで来るようだったし、足まで完全に冷え切りました。

こんなに寒い気候なのに、その日は神様の霊が共にあられたので、
全然寒さを感じませんでした。
まるで春の天気のように、
ぽかぽかとして暖かかったのです。

露のようでもあり、 霧のようでもある、
恍惚なある何かが私を柔らかくくるむ状態で、
声無き啓示が下りました。

神様は、「あなたが今まで私に祈りながら
与えてくれと言った知恵は、
あなたによって生ずるのではなく、
あなたが完全な私の対象になれば、
主体である私からあなたに全て行くようになっている。
私のものがあなたのものになり、
あなたのものが私のものになる」とおっしゃいました。

すなわち、知恵を得ることが重要ではなく、
私が神様の完全な対象になることが、
何より重要だと言われました。

神様からそんな恵み深く、実感のある啓示が下りました。

史吉子/ 著
「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


史吉子先生は、とても優秀な方でしたが、
それだからこその悩み、というものがあるのだと思いました。

それにしても、徹底的に祈られる史先生。。。
お母様から課題を指摘され、
解決したいと必死の思いだったのでしょう。

神様はちゃんと回答を与えてくださいました。

「求めよさらば与えられん」
史先生の姿を通して、
そのようなことを思わされました。


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「神様、知恵をください」と切実に祈り続けると・・・ある日、啓示が
posted by ten1ko2 at 09:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月11日

心はどこにあるか 神様は、人間の最も大切な所に棲んでいる?! 《史吉子先生》



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史吉子(サ キルジャ)先生
「原理によるみ言の証」より
『霊人体の成長と完成」を紹介します。


私が既成教会に通っていた時、
解けなかった疑問点が1つありました。

人の霊が体を持っており、死んだら確かに天国に行くのに、
私の霊魂はどこにあるのだろうかと気になっていました。

頭で考えるのをみると、頭にあるようでもあり、
胸で感じるのをみると、胸にあるようでもあり、
霊の所在が正確にわからなくて、とても気になっていました。

霊の存在とは、雲や霧のように漂っているものなのか
と、考えたりもしました。


創造原理の「無形実体世界と有形実体世界」で見ると、
肉身の姿の まま霊人体が成長すると言います。
ですから、肉身は霊人体の型(かた)です。

それだからかも知れませんが、
世界を回ってみても不思議なことに、
そっくり似ている人は一人もいませんでした。


おもしろい逸話があります。

36家庭の婦人の中で顔に疥(はたけ 硬貨大の円形の白い粉をふいたような
発疹ができる皮膚病:疥癬(カイセン) )
ができてかゆくなり、
いくら掻いても、病院に通っても、治らない人がいました。

それで仕方なく、その婦人が神様に祈りを捧げたそうです。
「神様!私はあなたの娘です。
かゆみがひどいので、どうか治してください。」
と祈ったそうです。

そうしたら体の中から、
「よし、よし!わかった。
かゆい所におまえの唾をよく塗りなさい」
と言う、神様の声が聞こえたそうです。

神様の言われたとおりに唾を続けて塗ったら、
いつの間にか綺麗に治ったそうです。

あまりにも不思議で嬉しくて、
「神様!どこにいらっしゃいますか?
神様の声は聞こえるのに、
どこにいらっしゃるのかわかりません。
どこにいらっしゃいますか?」と聞いたそうです。

そうしたら、「ここにいる。ここにいる」
と言う声がして、突然、自分の手が
自分の生殖器を続けて叩いたそうです。

また、 「どうしてわからないのか!
どうしてわからないのか!」と言う声も聞こえたそうです。

お父様はこの話をお聞きになって、
おもしろいと言われました。

いつか祝福家庭が清平に集まった時にも、
その婦人に証をするように言われたので、
出て来て、おもしろく証をしました。


私が気になってお父様に、
「本当に神様が人間の生殖器にいるんですか?」
と伺いました。

お父様は、「神様が人間を創る時、
男と女の生殖器を創るのに一番時間をかけて
精誠を尽くされたのだ!」とおっしゃいました。

このように人間にとって、生殖器が最も重要なのです。

霊人体の完成は個性完成、人格完成、
つまり愛の完成だそうです。
史吉子/ 著「原理によるみ言の証」
第2章 創造原理 105
一部編集(注釈)、文責:ten1ko


「神様が人間の生殖器におられる」
何ともユニークな証しですね。。。

神様は愛の器官を最も貴く作られ、
夫婦が一つになるところに神様が宿る、
というようなみ言を、
真のお父様が語られたことがあります。

そのようなみ言が語られるずっと前に
このように神様の啓示を受けた方がおられるのは、
本当に面白いことだと思います。

人間の命も愛の中で誕生します。
霊人体の完成は愛の完成なので、
夫婦の愛の基になる場所を最も大切に創られたのでしょう。

だから、神様は、生殖器におられるというのです。
そこが、本来は人間の最も聖なる場所であって、
愛なる場所、命が誕生する場所です。

ここにいるのに、どうしてわからないのか。

考えてみれば、神様にとっては
あまりに当然のことなのですが、
堕落の歴史の中で歪んだ価値観の下で
生きてきてしまった私たちにとっては、
目から鱗のお話ですね。



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posted by ten1ko2 at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月13日

君たちは霊界を知らないから遊んでいられるが、アボジ・オモニはできない 《史吉子先生》



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史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より
予定論の内容、後編です。


お父様が今まで心配しておられたことが何かと言うと、
お父様が霊界に逝かれた後に、一人でも尋ねて来て、
「お父様もメシヤとして多くの苦労をしました。
しかし、 お父様よりも私はみ旨のために
もっと苦労をしました」
と言う人が現れたら、お父様はメシヤとして
神様の前に頭を上げることができないのです。

このように、文総裁がメシヤとしてどのように歩まれたかが
本当に重要だと言われました。

それでお父様は、人類歷史上で最高に苦労をした
と言う基準を立てておいて、
霊界へ行かなければならないそうです。

お父様は子孫たちが生まれたら、彼らに、
「お父様はいつ出生され、何年度まで肉身をもって生きておられたが、
あれこれ苦労をされた」と言いながら、
お父様の実績を教えてあげたら、誰もが慟哭することができる
偉大なお父様として、永遠に残られなければならないので、
いつも気が急いで一瞬も休むことができないと言われます。

お父様は、「あなたたちは霊界を知らないから遊んだり、
休んだり、やめたりすることもできるが、
私は霊界がわかるからそんなことはができない」と言われました。

霊界と地上の長さを比べてみると、
地上は目を瞬きするくらいの一瞬だそうです。

お父様は、「そんな短い瞬間に自分の永遠な位置が決まると思う時、
どうして気楽に足を伸ばすことができるか?」と言われながら、

「私はベッドの上で呑気に病気になって死んで行く人間ではない。
私はみ言を語りながら現場で体が固くなって、
これ以上語れなくなって倒れながら殉教するつもりだ。
それが私には最高の栄光だ」と言われました。

私たちが霊界へ行ってお父様にお会いする時、
お父様が、「あなたはどんなことをしたのか?
これこれをしたのか?」と問われた時、
私たちが、「お父様は、そのようなことはおっしゃいませんでした」
と、 そのように言ってはいけないのです。

それはお父様の責任なので、お父様は息を引き取る瞬間まで、
み言を語ろうとされるのです。

それでお父様にお会いすれば、本当に毎日最善を尽くして
み言を語られる姿を拝見します。

私たちがこのような事実を知ると、どうですか?
子女としての私たちは、真似だけでも
しなければならないではないですか?

今もお父様は、私たちが実績を上げるには難しいと思える
新しい指示をなさってからは、私たちのために祈祷しようとして、
海に出られるとおっしゃいます。

ところで、海は本当に危ない所です。
暴風で船が急に引っ繰り返ることもあります。

お父様は海において小さな船に命を委ねて、
ひたすら命を賭けて涙ぐましい祈祷をなさりながら、
私たちよりも何千倍、何万倍も深刻な時間を過ごしておられ、
湯滅条件を立てているとおっしゃいました。

予定論は、このようにお父様にも該当するのです。
ですから、私たちは尚更ではありませんか?

原理に関するみ言の証
再編集 文責:ten1ko2


真のお父様が立てられた精誠。。。
史吉子先生が書かれたこのみ言は、
お父様がまだ地上でみ旨を歩んでいる時でした。

このみ言のごとく、まさに
「人類歷史上で最高に苦労をした
と言う基準を立てて」歩まれたお父様でした。

今、お母様が継承しておられます。
「睡眠薬を飲まなければ、眠ることができない」
と語られるお母様です。

神様の願いを思えば、人類の立場を考えれば、
休むことができない真の父母様なのです。




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posted by ten1ko2 at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする