2023年12月20日

神様がこれまで、サタンを倒すことができなかった理由 《史吉子先生》



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清平☆


史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より、
『メシヤの能力と責任 』を3回に分けて紹介します。

メシヤの能力と責任

サタンの讒訴を誰が断ち切ってくれ、
誰が阻んでくれるのか?

これは神様が阻むことができません。
どうして、そうなのでしょうか?

サタンが誰と結託したかと言えば、
人間と結託したからです。

それで、人間の中でメシヤが
サタンの正体を全て明らかにして、
むしろ、「お前、 これこれの罪を犯した
サタンではないか?」と言わければなりません。

そうすれば、サタンはどうすることもできなくなります。
これがメシヤの能力であり、責任です。


サタンも神様の愛が恋しくてエバを犯したし、
自分を中心として神様の愛を
もっと受けたくて堕落しましたが、
ルーシェルも自分がやらかした
6千年の罪悪歴史を嫌っているのです。

サタンも自分がしでかしたことが、
そんなにも大変なことであったと知っていたでしょうか?

最初は、わからなかったのです。
実はサタンであるルーシェルも、
昔の神様の忠実な僕の立場に帰りたい思いがあるのです。


それでは、誰がサタンを
本来の場所に帰すことができるのか?
それはメシヤにしかできないのです。

近頃のお父様は、「私は神様もできない
役割を果たした!」とおっしゃいます。
なぜならば、サタンの讒訴を断ち切って、
神様を解放させてあげたからです。

そしてお父様は、
「あなたたちがどんなに原理を勉強しても、
原理がよくわからないだろう。
本当に原理をよくわかる存在は、三人しかいない。
神様とメシヤとサタンだ」とおっしゃいました。


しかし、サタンも人間が長成期完成級まで
上がった時に堕落させたので、
長成期完成級以上はわかりません。

私は、そのみ言を聞いて安心しました。
なぜならば、 私たちが原理講義をどんなにしても、
原理が完全にわからないからです。

それだから、原理は原理講論そのままを
伝えなければなりません。
お父様は原理講義をする時、
自分の言葉を交ぜるなと言われました。


サタンは神様が自分を憎むことができないことを
知っているので、メシヤにも、

「メシヤよ! 神様は私を憎むことができません。
だから、あなたがメシヤなら私を憎んではいけません。

もしあなたが神様の息子であり、
神様の代身者として地上に来られたのなら、
私が本然の立場に帰って来ることを
神様がいつも願うように、あなたも

私が本然の立場に帰って来ることを願うべきです。
そうしなければ、 私の帰る道が無いじゃないですか?
だから、 私を憎むことができません」

と言いながら、徹底的に食い下がるのです。


これに関するお父様のみ言が、
『真の父母様の生涯路程』第7巻 340ページに出ています。

「神様が今までサタンを屈服させることが
できなかった原因が、どこにあるか?

そして、人類が今までサタンを
屈服させることができなかった原因がどこにあるか?
ただ一つ、サタンが主張するのです。

『私は堕落したとはいえども、
本然の原則的な基準で父母の心情から見たなら、
神様が私を愛するようになっており、
神様の息子が私を愛して初めて、
天国に行くようになっているのが
原理原則ではないですか?』と言うのです。
このように出れば神様は手も足も出ないのです」



「天国に入ることができる資格者になり、
完成した人間の位置に上がろうとするならば、
私(サタン)を愛したと言う条件を
立てなければなりません。

そうでなくては、完成の位置に上がる道が
無いのだ」と主張する
サタンの言葉に引っ掛かっているのです。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


「あなたたちがどんなに原理を勉強しても、
原理がよくわからないだろう。
本当に原理をよくわかる存在は、三人しかいない。
神様とメシヤとサタンだ」
このお父様のみ言は、衝撃的ですね。。。

ただ、お父様に進言するのは、憚られるのですが、
「本当に原理をよくわかる存在は、四人しかいない。
神様とメシヤと真の父母だ」

でも、メシヤ=真の父母と考えると、
「一人だけれど、二人と同じだ」
そのように解釈できますね。。。

サタンの正体、その存在を知るがゆえに、
サタン屈服の道を歩まれ、
恩讐を愛する道を開拓された真の父母様。

その歩みに改めて感謝申し上げます。




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posted by ten1ko2 at 09:50 | Comment(3) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月12日

(証し)神様は、父と母、「天のお母様」と呼んでみると・・・ 《史吉子先生》



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神様は、父と母である──

家庭連合では、神様のことを
「天の父母様」と呼びます。

史吉子(サ キルジャ)先生のみ言より、
「天のお父様」だけでなく、
「天のお母様」を求めてくださいという
とても貴重な証しです。

私たちが知るべき天のお母様

私たちが一つ知らなければならないことは、
神様には天のお父様だけではなく、
天のお母様もいらっしゃることです。

大邱へ行くと、李月光(イウォルグァン)勧士がおられます。
その方は普段から、神様と一問一答する神霊的な方でした。

その方が初めて天のお母様を発見されましたが、
その方は既成教会に通っている時から
按手の能力がありました。

神様はその方に恩恵をくださろうとして、
山や野に呼び出して精誠を立てさせたそうです。

そうして優秀な神霊者になって、
人々に按手祈祷をたくさんしてあげましたが、
統一教会に入教した後、原理を聞いてからは、
できるだけそのようなことをしないようにしたそうです。

それなのに、しきりに患者が尋ねて来るので、
仕方なく按手祈祷をしてあげるしかなかったのですが、
病気を治してあげると、 自分が蕩減を受けるそうです。


それで按手祈祷をするのが嫌で、ある時は教区長と
按手祈祷集会を開くことを約束したにもかかわらず、
その集会場へ行かなかったそうです。

すると、神様が腹を立てて去って行かれたそうです。
神様が去ってからは、どこか深い所に落ちたのか、
上に上がるのか下がるのか、前後を全然見分けることができず、
まっ暗な所に閉じ込められたようであったそうです。

それでびっくりして、「神様!神様!」と言いながら、
喉が裂ける程に叫んだそうです。
それでも、何の回答も無かったそうです。


その瞬間に、「そうだ!
天のお母様がいらっしゃる!」と言う考えが浮んで、
「天のお母様!!天のお母様!」と言いながら、
ありったけの声を出して天のお母様を呼んだそうです。

普段は天のお父様が、「おお、愛する私の娘よ」
と言いながら男性の声で話されるのに、
今回は「どうしたの〜?」
と柔らかい母親の声で話されたそうです。

それでその勧士が、
「天のお母様!私を助けてください。
天のお父様が私を捨てられましたが、
どうすれば良いですか?」と哀願したそうです。

天のお母様が、「それでは待っていなさい。
私がお父様にお訊きして来るから」
と言われたそうです。

そして暫くしてから現れて、
「あなたは、どうして約束したことを守らなかったの?
一日に12回以上もあなたが心変わりをしたから、
天のお父様がとても怒られたのよ」と言われたそうです。

その話を聞いてこの勧士は、
「天のお母様! 今回、一度だけ許してください。
二度とそのように致しません」とお詫びしたそうです。

すると、「そう??それではまた行って
お訊きして来るから」 と言って行かれましたが、
また来られて、
「天のお父様は到底許すことができないが、
天のお母様が頼むので、今回一度だけは許してあげる」
と言われたそうです。


このように、天のお母様が
天のお父様の側に一緒にいらっしゃるのですが、
人間は天のお父様だけを探し求めて、
誰も天のお母様を探し求めませんでした。

それなのに、「あなたは、私をどのように探したの?」
と言われながら、 「ありがとう」 と言われたそうです。

ところで、天のお母様の声をじっと聞いていたら、
その声が真のお母様の声だったと言われました。


この話を聞いた後、私も祈る度に天のお父様を呼びながら、
「天のお母様」と一緒に呼びましたが、
私が先にお話しした啓示 (イーストガーデン聖地での啓示)を
くださった方は、天のお母様みたいでした。

なぜならば、私が母性愛を感じたからです。

すなわち、天のお父様だけを呼ぶ時よりも、
天のお母様を一緒に呼んでみると、
完璧で均衡の取れた、誠に心強い神様がいらっしゃるようでした。

私が皆さんに天のお母様を探し出してあげたので、
これからは祈る時に、そのように呼んでみてください。

私は天のお父様だけを呼ぶ時よりも、
天のお母様を一緒に呼ぶと、
どんなに胸が暖かくなるかわかりません。

天のお母様が、
「どうして私を知って呼ぶの? ありがとう」
とおっしゃったと言われたではないですか?

こんなにも柔らかくて、優しい
天のお母様がいらっしゃるということを、
皆さんが知ったら良いと思います。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
巡伝団(大学卒業生の巡回伝道団)原理講師要請修練会1996年、
40日祝福家庭婦人修練会(天宙清平修錬苑)2005年〜
これらの特別講義の内容を整理したもの

再編集 文責:ten1ko2


最近は天心苑祈祷の際、
韓国語で、お父様、お母様と何度も呼びかけますが、
そうすることによって、天に通じます。

一度も涙の祈祷をしたことがなかった人も、
知らないうちに涙が出たと証ししていました。

それは、もしかしたら、天のお父様だけでなく
お母様に呼びかけるからかもしれません。

真のお母様より、神様を
「天の父母様」と呼称するようになったのは、
真のお父様の聖和の後のことです。

このみ言が語られたのは、2000年前後ですが、
すでにこの時から史吉子先生は、
「天のお母様」というお話をしておられたのですね。

この勧士ニムの証しによると、
神様は、天のお父様と天のお母様、
二つの人格があるのですね。

といっても、男性神と女性神という独立したものではなく、
父母であり、親である、
二人で一つの存在だといいます。

改めて、神様は天の父母である、
そういう意識をもって、神様に向かい合いたい・・・
そのように思うのです。





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2023年11月04日

「神様、知恵をください」と切実に祈り続けると・・・ある日、啓示が 《史吉子先生・原理に関するみ言の証》



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久々ですが、史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」からの紹介。
今回は、「先ず、神様の完全な
対象になるために努力しなさい」です。

先ず、神様の完全な対象になるために努力しなさい

お父様は、誰もが霊的な体験を
しなければならないとおっしゃいました。

私は教会に初めて入って来た時は、よく夢を見ました。
霊界で私が考えていることが正しければ正しく、
悪ければ悪いと、一々教えてくれました。
お父様は、これは先祖の協助だとおっしゃいました。

私は驚くべき体験も、たくさんしました。
以前と違って、 今は霊感がとても発達しました。
そして、いつも私の意識の中に
お父様とお母様がいらっしゃいます。

勿論、父母様を近くで待って
父母様と情が近くなってそうかも知れませんが、
私自身の意識の中にいつも父母様がいらっしゃいます。

日常生活をする時は勿論のこと、
食事をする時もお父様とお母様に侍り、
無言の会話をしています。
そうすると霊感が敏感になって来て、
全てのことを詳しく教えてくれます。


私がアメリカにいる時にテキサスの教区長をしましたが、
お父様がダンベリーに行かれた後、突然呼び出されて、
お母様に待って11ヶ月間を暮らしました。

ところで、 私は勉強は得意ですが、
場の空気を読めない所があります。
機転が利かないと言うか、私は誰かがある事実を話せば、
それを分析する性格があります。

それで幾何学のようなものは得意で、
勉強においては誰にも負けたことがないのに、
処世術がちょっと足りないようです。

ある時、食口たちがお母様を囲んで座っており、
お母様がお話しておられましたが、
お母様が急に、「吉子はまだ笑っていない」と言われ、
今だに会話の意味がわからないでいると、
私をからかいました。

実は私も気持ちが良くなかったのですが、
なぜかすぐに理解ができませんでした。

その時、お母様は、
「あなたは神様に「知恵をください』と、
このように祈祷してお願いしなさい」と言われました。
それ程に私が機転が利かないとおっしゃったのです。


実はその時、私はたくさん祈祷をしていました。
お母様はお部屋で祈祷され、
私たちは以前に父母様が祈られた
イーストガーデンの丘にある聖地で、
毎日夜12時から2時までの2時間の間、
お父様が出監するまで徹夜祈祷をしました。

私たちは草創期に教会に入って来た時、
祈祷によって入って来たのではなく、
原理を聞いて入って来た知性人なので、
霊通をする人々とは少し異なっていました。

しかし、お母様が祈りなさい
とおっしゃったので、熱心に祈りました。

最初に、「知恵をください!」と祈祷をしても、
応答がありませんでした。

私はそれでも祈る度に、先ずお父様がダンベリーから
無事に出られるようにしてくださいと、
公的な祈祷をした後に、
「天のお父様! お母様が私が気が利かなくて、
知恵が足りないとおっしゃるので、 私に知恵をください」
と言いながら、 純真に祈祷をしました。

暫くこのように祈祷をして感じたことは、
神様が、「本当に、馬鹿々々しい祈祷もするもんだ」
と言われているようでした。

それでも決めた以上は頑固に何ヵ月間、
赤ちゃんが母親のスカートの裾を掴んでねだるように、
同じ祈祷を続けました。

すると神様から、「全く同じなことをしきりに言う。
うんざりだ。 煩わしい」と心に感じて、
結局は神様が回答をくださると言う確信をすることができました。

それでまた、「天のお父様!ところで、お母様が
私を見て気が利かないとおっしゃいます。
どうか知恵をください」と言いながら、
馬鹿みたいに祈祷をしました。


そうしたところ、ある日に応答がありました。

私たちが祈ったニューヨークのその聖地がどんなに寒いか、
服を厚ぼったく着込んで完全武装をしても、ぶるぶると震えます。
ニューヨークの風が全て私たちの体の中に
吹き込んで来るようだったし、足まで完全に冷え切りました。

こんなに寒い気候なのに、その日は神様の霊が共にあられたので、
全然寒さを感じませんでした。
まるで春の天気のように、
ぽかぽかとして暖かかったのです。

露のようでもあり、 霧のようでもある、
恍惚なある何かが私を柔らかくくるむ状態で、
声無き啓示が下りました。

神様は、「あなたが今まで私に祈りながら
与えてくれと言った知恵は、
あなたによって生ずるのではなく、
あなたが完全な私の対象になれば、
主体である私からあなたに全て行くようになっている。
私のものがあなたのものになり、
あなたのものが私のものになる」とおっしゃいました。

すなわち、知恵を得ることが重要ではなく、
私が神様の完全な対象になることが、
何より重要だと言われました。
神様からそんな恵み深く、実感のある啓示が下りました。

史吉子/ 著
「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


史吉子先生は、とても優秀な方でしたが、
それだからこその悩み、というものがあるのだと思いました。

それにしても、徹底的に祈られる史先生。。。
お母様から課題を指摘され、
解決したいと必死の思いだったのでしょう。

神様はちゃんと回答を与えてくださいました。

「求めよさらば与えられん」
史先生の姿を通して、
そのようなことを思わされました。





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