「ほぼ5分で読める勝共理論」
今日は共産主義が生まれた背景に迫ります。
「神に復讐しようと考えたマルクス」です。
☆
カール・マルクスはユダヤ人で、
熱心なユダヤ教の家庭で生まれました。
マルクスが生まれた頃のヨーロッパは
基本的にキリスト教が大勢を占め、
ユダヤ教はキリスト教から最も迫害される立場にありました。
マルクスの家族は、ある時ユダヤ教から
キリスト教に改宗します。
するとマルクスは、ユダヤ教の友達から
裏切り者だと言われるようになりました。
一方で、キリスト教の友達からは
「あいつは、本当はユダヤ教徒だ」
と言われていじめられるようになりました。
家に帰ると、両親は信仰を捨てたことで
いつもけんかをしています。
マルクスは、自分を受け止めてくれる場所が
どこにもありませんでした。
こうして劣等感、孤独感、不信感、
反抗心などを強く抱きながら過ごしたのです。
☆
そしてある時、この思いが爆発します。
彼は神の存在を信じていたので、
「神はなぜこんなにも不幸な人生を自分に与えたのか、
自分の人生にはいいことは何もなかった。
嫌なこと、つらいことばかりだった。
楽しいことは何もなかった」
と言って神を責めるようになりました。
そして神に復讐(ふくしゅう)したいと考えるようになりました。
当時はキリスト教の社会でしたから、その社会を倒して、
誰も神を信じなくなる社会をつくってやろうと考えました。
しかしマルクスには社会を変える力がありません。
☆
マルクス共産主義誕生の背景
そこでマルクスは、当時の社会で虐げられていた
労働者に目を付けました。
そして労働者に自分に代わって
社会を倒してもらおうと考えました。
もちろんそのためにはたくさんの人を殺さないといけません。
普通は嫌がるでしょう。
そこでマルクスは、なぜこの社会が間違っているか、
なぜこの社会を倒さないといけないのか、
そしてなぜ人殺しまでしないといけないのか、
ということを説得するための理論を書くことにしました。
マルクスはこの理論を死ぬまで書き続けます。
それが共産主義の思想です。
☆
マルクスが最初に書いたのは『共産党宣言』という本ですが、
この本の最後には次のように書かれています。
「共産主義者は、これまでの全ての社会秩序を
暴力的に転覆することによってのみ、
自己の目的が達せられることを公然と宣言する。
支配階級よ、共産主義革命の前におののくがよい」
かなり恐ろしい文章です。
マルクスの強い怨念が伝わってくるようです。
☆
マルクスは神を恨みました。
社会を倒したいと考えました。
復讐したいと思いました。
そのために労働者を利用しようと考えました。
それが「人間の本質は労働者である」という理論です。
このように定義すれば、労働者を酷使する人、
つまり金もうけのために労働者を利用するような人は、
人間として最も悪い人だという結論になります。
そして労働者を利用することで成り立つ社会は
倒さないといけないというわけです。
この結論のために無理やり作った理論が
疎外論であり、共産主義の理論なのです。
ほぼ5分で読める勝共理論 18
疎外論C
マルクスはなぜ共産主義を生み出したのか
「神に復讐しようと考えたマルクス」
Blessed Lifeより
疎外論C
マルクスはなぜ共産主義を生み出したのか
「神に復讐しようと考えたマルクス」
Blessed Lifeより
再編集 文責:ten1ko2
思想・信条、というものは、
その人が作った動機、心情
それが反映されたものです。
そして信じる人に
少なからず影響を与えています。
マルクスの強い怨念から出発している
この共産主義理論は、人の心を
怨念と神への復讐心を持たせる、
恐ろしい爆弾であるということを
知らないといけないと思うのです。
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