後藤さんの自伝、「死闘」出版記念大会での、
田中会長のメッセージ続きになります。
☆
ある現場では父親が、警察の近い所にあえてマンションを選んだ。
「すると、警察が必ずやってくる、その時に警察は帰って行って
もう頼るとこがなくなる、ショックを受けて諦めるんだ」と
ということを教え込まれてるわけです。
これを聞いて本当に衝撃が走った。
つまり彼らが作り上げたシステムは、
親にさせて、そして絶対に逃れられないってことを覚悟させる。
そうすると最後の手は、1個しかないんです。
それは偽装脱会です。
もう偽装脱会しかない方向に持ってくんです。
偽装脱会となると、今度は何が起きるでしょうか。
親たちでも判断つかないんです、偽装脱会したかどうか。
「もう僕やめるよ」と言った、それで何回も失敗したから。
この子供たちが偽装脱会なのか、あるいは
本当にやめたかを見極められるのは
元教会員か牧師しかいない、となるので
牧師先生の話を聞け、そして元信者たちの話を聞き
彼らが見極める。
最後は多くの反対派のセミナーにも参加したり、あるいは
元信者たちとの集会に参加したり、そして
「元いた教会の仲間の名前をあげろ」
そしてその後は、次に拉致をして脱会させたいと思っている
親たちに話をしなさい、証しをしなさい、証言しなさい。
とどめが、訴訟です。
ここまで行って、やっと「ああやめたんだな」という風に
認定していくという、この壮絶なシステムを
何十年もかけて、彼らは作り上げました。
従って、親子であるというこの1点において
やってきた警察も、それ以上入らない
この、世界から見ても不思議な、日本のこのシステムを
最大活用した、と言ってもいいかもしれません。
でも、私は教団の会長でありながら申し訳ありませんが、
絶対に彼らを許せない罪は、人間として
どうしても切ることはできない、
親子のこの情を最大に活用した(ことです)。
拉致された子供たちは、どこかで親を信じたいんです。
それでも、やっぱり信じたい。
そして、どこかで分かってくれる時があると信じたい。
そして、またこんなことするのは、自分を愛してるからだ
と思うのが、子供です。
この情を、最大利用する。
☆
ですから、4536日、まさに死闘でしょう。
でも、この本を読んでもらったら、
この死闘の意味がもっと違って見えます。
それは何か。
絶対切ることができない、心の拉致監禁が
されているんです、親子の関係の中で。
その苦悩を抱え続けながら戦う、その死闘、心の死闘が
明確に記されています。
☆
おそらく多くの拉致監禁された信徒たちも抱えてるでしょう。
12年5ヶ月、私たちが知っている限りで1番長かった
後藤さんの、この拉致監禁でありますが、
4300名のうち、教団に戻ってきた方は、約3割です。
7割の方はそのまま離教することになりました。
でもその中で、教団を訴えるまで来た方は、ほんの一握りです。
それ以外の方々は、本当に親子の関係を回復してるのか。
今どんな状態でいるのか。
PTSD、閉所恐怖症、人間関係の亀裂…
いろんな問題をどうやって越えていってるか、
むしろそっちの方が心配です。
☆
私は願いたい。
もし本当に子供を取り返したいのだったら
本気で向き合ってほしい。
もし本気で親御さんが向き合ってくれるなら
私が説得してでも帰しますよ。
そして、向き合って、語り合ってほしい。
必要であれば、教会側が説得してあげます。
そのかわり、拉致だけはやめてほしい。
これがある限り、教会に残っても残らなくても
この悲劇はずっと続きます。
こんなことを拉致監禁強制棄教の被害者たちと
向き合って、いつも感じます。
☆
再編集 文責:ten1ko2
「拉致監禁システム」を構築した、
この全貌はいつかマスコミでも、
はっきりとあからさまにされる時が
必ず来ると思います。
戦後最大の犯罪・・・
警察も拉致監禁を容認し、裁判所も裁判において、
この言葉を使いません。
これは、世論が変わるとか、
マスコミで報道されるとか、
そういう動きが必要です。
なので、ブログでも
継続して訴えていきます。
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