2015年03月17日

拉致監禁からの解放!! 二ヵ月の拘束を経て、東京の青年 《統一教会員に対する拉致監禁・強制棄教》



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『全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会』のHPに
以下のような記事がありました。


杉並教会の教会員A・Tさん(32歳、男性)が、
今年の1月1日、神奈川県秦野市の実家に帰省したきり、失踪しました。

この兄弟は今年の1月に家庭修に参加し、
2月には家庭出発する予定だったそうで、
まさに家庭をもつ直前に失踪したのです。

婚約者さんはじめ、関係者が無事の生還を祈る中、
失踪して2ヶ月経った3月7日に無事に教会に生還したのです!

A・Tさんは、実家から所沢市内のマンションに移動するときに
見知らぬ男2名を含めた7名で囲まれ、
両腕を掴まれて、携帯電話を取りに行く
余裕さえなかったというのですから、
本人の意思に反して「拉致」されたことが分かります。
また、マンションでの2ヶ月間、
脱会説得者(反対牧師)は
姿を見せなかったそうですが、
お父さんが誰かに電話で報告していたことから、
第三者の存在を見て取れます。

おそらく眠れぬほど心配していた婚約者さんも、
ひとまずほっとされたことでしょう。
A・Tさんに近い方々は、是非ご本人の心のケアーと
ご家族との関係回復に気を配って頂きたいです。


ご存知の方も多いと思いますが、
昨年2014年の正月に千葉県の実家に帰省したきり失踪した兄弟が、
いまだに全く連絡が取れない状況です。
その兄弟とは、八王子教会に所属していた
石橋正人(いしばし まさと)さん(27歳)です。

2014年3月5日、『全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会』は、
石橋さんの失踪事件について、人権NGO「国境なき人権」が
ニューズレターで配信した記事を掲載しています。
http://kidnapping.jp/news/20140305.html

この記事によると、来日した「国境なき人権」の代表団
(ウイリー・フォートレ代表他数名)が、
石橋さんの件で2014年2月18日に所轄の千葉県警の警察官と面会し、
警察に対して石橋さんが監禁されていると思われる場所を
訪問して両親と会うか、少なくとも事情聴取のために
彼らを呼び出すべきであると要請したそうですが、
警察は代表団が東京にいる間に
彼を助けるためにいかなる行動をとることも拒否したそうです。

また、2014年7月31日付のサイト
「統一教会 拉致監禁 人権侵害 宗教の自由 英語記事の日本語訳」を見ると、
石橋さんの捜索の件で、教会関係者と
かなり激しい突っ込んだやり取りがあったようです。
http://humanrightslink.seesaa.net/article/402272459.html

さて、拉致監禁されると、半年以内には脱会届等、
本人からの書簡が届くことがほとんどですが(偽装脱会の場合も含め)、
石橋さんの場合、失踪から1年2ヶ月経過しても、未だ何の書簡も届いておらず、
何の連絡もなく、実家にも両親共に戻っていないとすると、
石橋さんは今もどこかで監禁されており、
家族や脱会説得者と緊張状態にある可能性が大きいと言えます。

今回、生還した兄弟も
「婚約者や他の教会員が、自分の安全ため祈ってくれていることが感じられ、
それが大きな力となった」
と証言しているそうです。

1年2ヶ月にも亘って、違法行為に晒されながら
孤独な闘いを強いられているであろう石橋正人さんが、
何とか信仰を全うし監禁から解放され無事生還できるよう、
私たちも意識を向けて祈りの協助をしていきたいと思います。

ご協力をお願いいたします。


また、後藤徹さんの最高裁の件ですが、
最高裁の場合、一般的に上告を受理して口頭弁論が行われ
判決が変わる可能性は極めて低く(1〜2%)、
ほとんど「上告棄却」すなわち門前払いになり
裁判が確定するということです。

早ければ、4月末頃に結果が出るということですが、
こちらも、裁判が確定するまで、
引き続き祈りを捧げていきたいと思います。

皆様の協助を宜しくお願いいたします。

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2014年12月11日

後藤裁判、被告側上告するも、1%の確率?! 勝利へのカウントダウンが始まっている!



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12年5ヶ月にもわたって拉致監禁を受けた後藤徹さん。
その裁判においては、
先日も紹介したとおり、控訴審判決が下され、
ほぼ、原告側の勝訴に終わりました。

その後の状況に関して、
「拉致監禁by宮村の裁判記録」において、
記述がありました。


すなわち、被告側が最高裁に上告したそうです。

「1%の可能性にかける」という表題にあるように
被告側が最高裁で逆転することは、
ほぼ厳しい状況であるということです。

最高裁では、高裁の審議を白紙に戻して判決するのではなく、
誤りがあれば別ですが、
高裁での判決は、原則的に「事実」として
認定されるのだということです。

私は、地裁、高裁と同じ手順でまた最高裁の審議が
行われると思ったのですが、違うようです。

「拉致監禁by宮村の裁判記録」で、1%というのは、
最高裁の土俵に乗れるかどうかの確率でもあるということです。
それは、統計上の事実に基づいた内容で、
このように解説してくれています。

『最高裁で控訴審判決が変更される確率はどのくらいかと言えば、
例えば平成24年に終了した上告事件合計2263件のうち,
上告理由があるとして原判決が破棄されたのは
わずか2件(0.09%)』であり、

『従って、99%以上が、「上告棄却」となっています。
裁判所が上告を棄却する際は、原則として口頭弁論は開かれません。
つまり、上告しても、ほとんどの場合、法廷が開かれず、
書面のみで終了するのです。』


こう考えてみると、彼らが
あえて、控訴審で終了せずに
最高裁まで上告する必要があるのでしょうか。

奇跡が起きることを彼らは信じているのか・・・
そんな一縷の望みをもって、上告したのではないでしょう。

最高裁まで引き延ばしにすることくらいしか、
今できることはない、ということでしょう。

(さい)は投げられました。
最後まで行くしかありません。
最高裁で最高の裁断が下される日は、
そう遠いことではありません。

来年の春までには決着がつくだろうということです。



先日の控訴審判決の時、
東京高裁の前で、
ほんの一瞬、後藤さんと話しました。

握手をしながら、
「いつも、ブログで応援ありがとう」
そのように言ってくれました。

彼の12年5ヵ月を思えば、
ブログで応援することは、苦にもならないことです。
私にできることは、こんなことくらいしかないと思い、
これからも彼の応援のために、
書き続けていかなければならないと思います。

今現在も、監禁されている人たちがいます。

また、今後、最高裁判決が出てからも
この問題を風化させないように、
私自身の体験も含めて、
拉致監禁の不当性を訴えていきたいと思うのです。


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2014年11月15日

後藤さんへ神の声、「率先して打たせろ、弁償しなければならなくなる!!」 今、約束が果たされる!!



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率先して打たせろ!
必ず弁償しなければならなくなるのだ!
絶対に損はしないのだ!
原理原則は絶対だ!


(監禁下の後藤さんへの神の啓示)



後藤徹さんの裁判を中心とした拉致監禁の記事は
今日でひとまず終わりにしたいと思います。

裁判のあと、後藤さんが「カレンダー紙片メモ」の件で
感想を言っていたそうです。

そのメモとは何かと言えば、これです。

2014092823335913e.jpg


このメモに関して、書かれた陳述書の文面です。


当時、筆記用具として使用していた
シャープペンシルの芯まで支給を拒否されたため、
その芯を節約するために極めて小さな字で文字を書かざるを得ませんでした。
もし、当時私が自由な身であったなら、
いくらでも自由に玄関を出入りして
ノートや筆記用具を買い求めていたことは当然のことです。
従って、乙イ49号証のようなカレンダーの紙片に細かな字で
びっしりと書き込みがなされていること自体、
当時、私が監禁下に置かれていたことの重大な証拠になると考えます。




面白いですね。
彼が監禁されていたがゆえに外に出られなかったからこそ、
カレンダーの裏に細かい字で神様の啓示を書いていた、
また、その証拠を最初は後藤さんが出したのではなく、
被告側が出したのだといいます。

12年5ヶ月の間、監禁されていたわけですから、
普通だったら気がおかしくなってもおかしくない状況なのに、
彼がそれでも正常な状態で居続けたのは
毎朝、祈りを通して神様と交流しながら、
そのみ言を糧として生活していたからなのでした。

神様は何度も
「率先して打たせろ!
必ず弁償しなければならなくなるのだ!
絶対に損はしないのだ!
原理原則は絶対だ!」
そのようなメッセージを繰り返し与えていました。
何度も与えられるメッセージには
「正」の文字で増やしていったそうです。

後藤さんが毎朝、そのような監禁下で
孤独な中を神様と一問一答していったその場面、
それを想像するだけで胸が熱くなります。

後藤さんはそのメッセージを思いながら、

「当時はこのメーセージから力を得て
過酷な環境下を乗り越えたわけですが、
刑事告訴に対する不起訴処分から始まった
法廷での闘いでのクライマックスで
今、そのメーセージがまさに現実となり、
天の父母様と真の父母様が、
『ほ〜ら、だからあの時言ったじゃないか』
と私に語りかけておられる感覚です」


と裁判のあとに感想を言っていました。

最高裁は、事実認定された土台で、判決が出るようなので、
まぁ、ほとんど控訴審の今回の判決が
そのまま言い渡される可能性が高いということです。

最後まで後藤さんを支援しつつ、
これからも拉致監禁撲滅のために
このブログなどを通して、戦ってまいります。
皆様も引き続きご支援とご協力をお願いします!

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